第307食目:名古屋コーチン生肉(1羽分)【通販サイト:鳥勝/愛知県】をお取り寄せ。
●商品名:名古屋コーチン生肉(1羽分)
●通販サイト:鳥勝(愛知県岩倉市本町畑中21)
●価格:税込5,600円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:通年
もくじ
お取り寄せ先を紹介します。
●お取り寄せ先:鳥勝(愛知県岩倉市本町畑中21)
名古屋コーチンの店「鳥勝」は大正12年の創業以来、かしわ屋として岩倉市に店舗を構え地元のお客様をはじめ、全国の皆様にご愛顧頂いて参りました。
当時からの手法にこだわり、一羽一羽丁寧に処理〜加工まで手作業で行っています。
鳥勝では何より「新鮮」にこだわり、ご注文のお時間に合わせ処理・パック詰めをした後、すぐにお客様へお渡し、または配送しています。
全国各地の地鶏1羽丸ごとお取り寄せも10羽目となりました。
→《地鶏一羽》(食通きどり)
節目となる今回は日本三大地鶏のひとつ「名古屋コーチン」を選択。
愛知県岩倉市にある名古屋コーチン生肉販売専門店「鳥勝」さんからお取り寄せしてみました。
届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。
「名古屋コーチン生肉(1羽分)」はこちらの発泡スチロール箱に入って届きました。
箱を開けて、
中身をすべて取り出しました。
名古屋コーチンの特徴・さばき方・おすすめレシピなどが記載された2枚のリーフレットが同梱されています。
そしてセット内容は以下の通り。
●名古屋コーチン生肉1羽分(正味1.3~1.4kg:5~6人前)
もも肉/胸肉/手羽先/手羽元/ささみ/砂肝/レバー/ぼんじり/首皮/背肝/腹皮/たまごみち(卵管)/首肉(せせり)/小肉/心臓(ハツ)/脾臓(丸肝)/ガラ
「ガラ」を除いたお肉と内臓はなんと16種類もあります。
ここまで多くの部位が食べられる地鶏1羽のお取り寄せは今までなかったです。
商品のこだわりを確認しておきましょう。
「名古屋コーチン」の特徴について
●「名古屋コーチン」とは(引用元:一般社団法人名古屋コーチン協会)
【品種の特徴】
名古屋コーチンは卵をよく産み、肉もおいしいことから、「卵肉兼用種」に分類されています。「名古屋コーチン」という呼称で広く知られていますが、正式な品種名は「名古屋種」といいます。
昭和27(1952)年に日本養鶏協会で発行された家禽標準に示された名古屋コーチン(名古屋種)の形態的特徴は以下のとおりです。
鶏冠(とさか)は鮮赤色で単冠、眼は赤栗色を示し、耳朶(じだ)は鮮赤色、嘴(くちばし)は淡黄褐色、脚は鉛色(灰色)である。羽色はバフ色(淡い黄褐色)を基調とし、雄は羽色がやや赤味が強く、尾羽は緑黒色を呈する。雌は体羽のほとんどがバフ色で、一部に尾羽の先端が黒色を呈するものがある。
【鶏肉の特徴】
鶏肉用に飼育される名古屋コーチンの20週齢の体重は、雄で2.7~3.0kg、雌で2.0~2.4kgとなります。出荷される日齢はおおむね120~150日ですが、オスの方がメスより早く出荷される傾向があります。
名古屋コーチンの肉質は弾力に富み、よくしまって歯ごたえがあり、「こく」のある旨みがあります。昔ながらの「かしわ肉」の味が楽しめます。
いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。
すべての部位をパックから出して皿に並べてみました。
これは「モモ肉」と「ムネ肉」。
ムネ肉には「手羽元」・「手羽先」がついています。
この皿には以下の部位が乗っています。
【ささみ/砂肝/レバー/ぼんじり/首皮/背肝/腹皮/たまごみち(卵管・きんかん)/首肉(せせり)/小肉/心臓(ハツ)/脾臓(丸肝)】。
鮮度の良さはこのレバーをみれば一目瞭然でしょう。
ピッカピカツッルツル。
そしてふっくらしています。
最後に「ガラ」。
きれいですよね。
下処理せずにこのまま鍋に張った水の中にドボンといけそう。
ここからは調理しながらの実食レポートです。
まずは「ささみ」から。
地鶏お取り寄せの定番料理になりつつある鳥わさにしていただきます。
熱湯に投入してさっと茹でただけ。
きめ細かな肉質。色も美しい。
もっちりしっとりとした食感、鶏肉のほのかな甘み。
わさび醤油も良いけど、岩塩で食べるのもおすすめ。
これは茹でた「砂肝」。
ネギ・塩・レモン・ごま油のタレでいただきました。
コリコリとした食感、酸味のあるあっさりとしたタレにゴマの風味。
ビールが飲みたくなります。
次に調理するのこの部分。
「背肝」・「腹皮」・「たまごみち(卵管)」・「きんかん」。
部位ごとに分解して並べてみました。
塊のままだと結構悩みますが、このようにすると見えてきますね。
どう食べたいかが。
やはり焼き鳥でしょう。
「腹皮」の脂がたっぷり過ぎて、あっという間に火がつきます。
ものすごい高さの火柱となり焼き鳥全体が炎に包まれました。
かなり良い絵になっていたのですが、その写真は撮ることができず。
本当にびっくりしました。
これを真似する場合は安全な場所を確保してからやってください。
一人の時はやらないほうが良いかも。
串先端の「きんかん」は崩れてしまいましたが、良い感じに焼き上がりました。
いろいろな食感と味わいが楽しめる名古屋コーチンの焼き鳥。
かなりうまい。
続いて、残りの部位をストウブのグリルパンで一気に焼きます。
【もも肉/むね肉/手羽先/手羽元/レバー/ぼんじり/首皮/首肉(せせり)/小肉/心臓(ハツ)/脾臓(丸肝)】
が並んでます。
外側はカリッ、中はふんわり柔らかでジューシーな仕上がりに。
焼き目のつき方・火のとおり方、グリルパンは本当におすすめの調理器具です。
もも肉です。
厚みがあってバリッとした皮、弾力ある肉、溢れ出す肉汁。
そして強い旨み。
むね肉。
鷄ムネは一般的に淡白な味わいと言われますが、名古屋コーチンのは違います。
味が濃い。
すごくおいしい。
ぼんじり。
サクッと歯切れよく、たっぷりの脂。
手羽先。
これは手羽元とともにムネ肉についています。
骨が抜かれているのでとても食べやすい。
手羽元。
肉モリモリ。
弾力ある食感、あふれ出す肉汁。
とってもジューシーで味も抜群。
最高です。
首皮。
外側コリッと内側グニャグニャ。
うまい。
せせり(首肉)。
脂少なめ。
サクサクとした歯ごたえで肉本来の味を楽しめる。
最大の楽しみのひとつ、レバー(肝臓)。
塩に当たった部分が斑点になっています。
中身はミディアムレア状態。
滑らかな食感と濃厚すぎるほどの味わい。
最高にうまい。
あればもっと食べたい部位。
10倍はいけます。
ハツ(心臓)。
コリコリの食感。
最後は名古屋コーチンで作る地鶏のたたき。
もも肉のたたき。
すごい旨みだ。
肉の味がめちゃくちゃ濃いので噛むほどにどんどん美味しくなる。
カリッと焼けた表面の香ばしさもたまりません。
むね肉のたたき。
柔らかな肉質、ジュワーっと出てくる甘みと旨み。
これも美味です。
鳥勝さんの「名古屋コーチン生肉(1羽分)」、ごちそうさまでした。
届いたお肉はとっても新鮮、味はさすがの名古屋コーチン。
日本三大地鶏のひとつなだけあって大変美味でした。
何よりたくさんの部位を楽しめるのが良いですね。
異なる食感と味わいを思う存分堪能できます。
これだけのものが税込5,600円(送料別)。お得に感じます。
ご自宅用でもギフトでも。
とても強くおすすめします。
最後に点数をつけて評価。
【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★★
コストパフォーマンス|★★★★★
見た目|★★★★★
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★★
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★★
総合評価|★★★★★
●購入はこちら
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鳥勝(愛知県)の「名古屋コーチン生肉(1羽分)」
新鮮な名古屋コーチンの生肉セット。【もも肉/胸肉/手羽先/手羽元/ささみ/砂肝/レバー/ぼんじり/首皮/背肝/腹皮/たまごみち(卵管)/首肉(せせり)/小肉/心臓(ハツ)/脾臓(丸肝)/ガラ】