日本で最初のちりめん山椒は昭和46年販売開始。同年代の食べ物は今も人気の商品がズラリ。


第235食目:【はれま】チリメン山椒 折詰72g(税込1,080円・送料別)

●お取り寄せ先:株式会社はれま(京都府京都市東山区宮川筋6丁目357)
チリメン山椒の源流、発祥の地である京都はれま。
ちりめんじゃこと実山椒を一緒に炊いて作る「チリメン山椒」、その始まりは50年ほど前だそうです。
詳しいことは、はれまオフィシャルサイト「はれまのはじまり」をご覧ください。
売り始めたのは昭和46年(1971年)からとのこと。
京都名物ということで歴史の長い食べ物のイメージがありましたが、比較的最近ですね。

この年(1971年)に発売された代表的な食べ物を調べてみると、

  • カップヌードル(日清食品)
  • リッツ(ヤマザキ・ナビスコ)
  • チェルシー(明治製菓)
  • キャラメルコーン(東鳩)
  • ブルガリアヨーグルト(明治乳業)

今も大人気の錚々たるメンバーです。
まさに食べ物にとっての当たり年。

そんな当たり年に販売開始したチリメン山椒をお取り寄せしてみました。

京都はれまのチリメン山椒のパッケージ
こちらが京都はれまさんの「チリメン山椒 折詰72g」のパッケージ。

京都はれまのチリメン山椒の化粧箱
包装紙の中には折詰が。

京都はれま「チリメン山椒」の箱の中身
中の状態がこちら。

京都はれまのチリメン山椒
折詰からチリメン山椒を取り出しました。

ここで「チリメン山椒」の特徴について確認しておきましょう。

●京都はれまの「チリメン山椒」(商品ページより)

今では“チリメンじゃこと実山椒を炊いたもの”がたくさんありますが、味のお好みは十人十色。はれまの”チリメン山椒”が、お客様のお口に合えば幸いでございます。
甘くないサラサラの食感、実山椒がピリッと効いた味は、“大人の味”“お酒のあてにもなる”と、ご好評いただいております。
【チリメンじゃこ】
海の遠い京都。ある程度保存のきくチリメンじゃこは、昔からとても身近な食材です。
新鮮な最高級の国産ものを仕入れ、さらに小さくきれいな粒揃いのものだけを選別しています。
【実山椒】
京都では昔から料理に使われてきた、実のままの丸い山椒・実山椒。
関東では粉にしたものが一般的のようですので馴染みのない方は、スーッとピリピリした刺激に最初は驚かれるかもしれません。
慣れると「この刺激がクセになる。」「ごはんが何杯でもすすむ。」という、うれしいお声も頂いております。

●原材料

ちりめんじゃこ、山椒、醤油、調味料(アミノ酸等)


「チリメン山椒」の状態をじっくり確認してみましょう。

チリメン山椒の袋の中身を全て皿に入れる
袋の中身をすべて小鉢に移しました。

器に盛り付けた京都はれまのチリメン山椒、木の芽とちりめん山椒
こんもりと盛り付けて、木の芽を添えて。

ちりめん山椒のアップ
じっくりとご覧ください。
存在感のある実山椒と小ぶりで形の揃ったじゃこ。
厳選された素材、早く食べたい。


ここからは実食レポートです。

茶碗一膳の白いご飯と京都はれまのちりめん山椒
炊きたての白いご飯を準備。

レンゲの上にこんもりと乗ったちりめん山椒
レンゲにたっぷりとチリメン山椒。

レンゲに乗ったちりめん山椒をご飯にかける
ご飯に、

ご飯にかけている京都はれまのちりめん山椒
かけます。

ちりめん山椒をたっぷりかけたご飯
これくらいで良いでしょう。

ちりめん山椒を乗せた白飯を箸でつまむ
それではいただきます。

甘みのないすっきりとした醤油味。
サラッと軽やかな質感と食感。
小ぶりでサイズの揃ったチリメンジャコは食べやすく、口当たり良し。
実山椒の爽やかな香りとヒリリとくる刺激のアクセント。
これはご飯がすすみますね。
ついついおかわりして食べ過ぎてしまいそう。
お酒のおつまみにも良いでしょうが、個人的には白いご飯一択。
72gあるのでご飯5杯分はいけるでしょう。

京都はれまさんの「チリメン山椒」、ごちそうさまでした。
発祥の味、昭和の時代に思いを馳せながらいただきました。
おいしいのはもちろん、とても買いやすい価格帯。
食べて知っておいたほうが良いでしょう。
おすすめします。


【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★★☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★★☆
リピート可能性|★★★★☆
書き手の熱量|★★★☆☆
総合評価|★★★★☆


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