第276食目:鯖のへしこ姿漬け【通販サイト:竹扇/福井県】をお取り寄せ。


●商品名:鯖のへしこ姿漬け(大)
●通販サイト:竹扇(福井県丹生郡越前町小曽原24-32)
●価格:税込2,160円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:通年

お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先:竹扇(福井県丹生郡越前町小曽原24-32)

福井の伝統食品、竹扇の「へしこ」。職人秘伝の技で他店とはひと味違う美味しいへしこをお届けします。

まずはじめに「へしこ」とは

古代より帝に御贄(みにえ)を納める御食国(みけつくに)として知られる高級食処福井県にて越冬の保存食として江戸時代から重宝されている伝統的郷土料理のひとつです。
新鮮な鯖を水洗いし米糠と塩で桶に漬け込み、重石の下で1年以上熟成させて作ります。
福井の方言で漁師が重石をかけて魚を樽に漬け込むことを「圧し込む(へしこむ)」ということから、この名前がついたと言われています。
また近年では発酵食品である「へしこ」は動脈硬化や高血圧にも効果があるという研究発表がなされ健康食としても注目をあびています。
引用元:竹扇オフィシャルサイト

それでは竹扇さんからお取り寄せした「鯖のへしこ 姿漬け(大)」を紹介していきます。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

竹扇(福井県)の鯖のへしこ姿漬けのパッケージ、通販・お取り寄せへしこ、福井名物へしこ
こちらが「鯖のへしこ姿漬け(大)」のパッケージです。

袋から取り出して皿に盛り付けた竹扇(福井県)の鯖のへしこ姿漬け1尾、表面をぬかで覆われた鯖のへしこ
袋から取り出して笹を敷いた皿に盛り付け。
とても立派な鯖です。直径は37cmほど。
表面はたっぷりの糠(ぬか)で覆われています。

商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。

竹扇の「鯖のへしこ姿漬け」の特徴について(商品ページより)

一.手仕事へのこだわり
鯖の水洗いから、捌き、漬けに至るまで一本々々すべて手作り
一.伝統的な本来の味へのこだわり
昔ながらに変わることないへしこの味を漬け続けること20年
一.厳選した食材へのこだわり
妥協をせず選び抜いた海産物と、一級品コシヒカリの小糠を使用
一.漬け込みへのこだわり
厳重な温度管理の蔵のなかで1年以上かけてじっくり漬け込みます

これこそまさに「Theへしこ」。玄人好みの一品です。
頭から尻尾、糠にいたるまでへしこの全てを存分にご賞味頂けます
昔ながらの製法と手間を惜しまない職人の“こだわり”が産み出す最高品質の味をお楽しみ下さい。
贈答品としても大人気の商品です。

原材料

さば(ノルウェー産)、食塩、唐辛子、米糠、調味料(アミノ酸等)

いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。

半身を開いて中に詰まった糠が見える状態にした竹扇の鯖のへしこ姿漬け1尾、皿の上の福井名物サバのへしこ
鯖の背側に切れ目が入っているので、このように開くことができます。

中に詰まった糠床を取り分けて開いた状態で皿に盛り付けた竹扇の鯖のへしこ姿漬け1尾
鯖のお腹の中に詰まっていたぬかを取り出しました。
かなりの量です。
このぬかは再利用できます。
竹扇さんでは「ふりかけ」にすることをおすすめしています。

へしこについていた糠は捨てずにフライパン等で、 焦がさないように炒りますと、大変美味しいふりかけができあがります。
おにぎり、混ぜご飯、お茶漬けなど、お客様のお好みに合わせてお楽しみ下さい。

ここからは調理と実食レポートです。

1.へしこの刺身

刺身用に水洗いして皿に盛り付けた竹扇の鯖のへしこ姿漬け、刺身用鯖へしこの半身
刺身用に下処理した状態がこちら。
切り方のコツや水洗い方法、それからおすすめの食べ方についてはオフィシャルサイトに詳しい記載があります。

鯖のへしこの刺身・大根おろし・わさび・ミョウガ・レモン、竹扇の鯖のへしこ姿漬けの刺身
食べやすい大きさにカットして皿に盛り付け。
今回用意した薬味は、大根おろし・わさび・ミョウガ・レモン。

刺身用にカットした竹扇の鯖のへしこ一切れを箸で持ち上げる
濃い飴色の身。
表面にうっすらと浮かぶ脂。

それではいただきます。

このへしこ、抜群においしいです。
まず口当たりがとてもまろやか。
食べた瞬間にきつめの塩を感じるへしこを食べたことがありますが、これは全然違います。
噛むたびにじわじわと塩気が広がっていくのでとても食べやすい。
旨みとコクもあります。

薬味と合わせると塩の感じ方が弱まり食べやすくなります。
個人的にはレモンがおすすめ。
レモンの爽やかな酸味とへしこの濃厚な味わいがびっくりするほどよく合います。

2.へしこの炭火焼き

七輪で鯖のへしこの切り身を焼く、福井名物へしこの炭火焼
続いては焼きへしこ。
刺身と違って表面のぬかは軽く手で落とす程度です。
せっかくなので七輪を使って炭火で焼きます。

七輪で炭火焼して表面が軽く焦げた鯖のへしこ、竹扇の鯖のへしこ漬けの炭火焼き
さすがに炭火だとあっという間に焼けます。
表面のぬかが焦げますが、これが良いんです。

炭火で焼いて表面が軽く焦げた鯖のへしこを箸で持ち上げる
香ばしくて美味。
表面のぬか部分は焦げてカリッと、中の身は柔らか。
たまりません。
焼き過ぎると脂が落ちて身がかたくなるので注意。
刺身と違って大きめにカットするのがおすすめです。

3.へしこのお茶漬け

竹扇の鯖のへしこのお茶漬け、炭火で焼いた鯖のへしこをお茶漬けに
最後はお茶漬けに。
炭火焼したへしこをご飯にのせてほうじ茶を注ぎます。

鯖のへしこのお茶漬けをレンゲに入れて
持つ、竹扇の鯖のへしこ茶漬け
ひと切れあれば、茶漬け1杯軽くいけます。
飲んだ後の〆として最高の食べ物じゃないでしょうか。
水分と塩分の同時補給。
完璧です。

竹扇さんの「鯖のへしこ 姿漬け」、ごちそうさまでした。
本当に美味。感動の味(個人的に)。
逸品だと思います。
酒好きにはたまらないおつまみ、白飯好きには最高のおかず。
へしこを食べたことがない方はもちろん、一度食べて苦手意識を持っている方にも食べてほしい。
強くおすすめします。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★★
コストパフォーマンス|★★★★★
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★★
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★★
総合評価|★★★★★

●購入はこちら

竹扇(福井県)の「鯖のへしこ姿漬け(大)」

昔ながらの製法と手間を惜しまない職人のこだわりが産み出す最高品質のへしこ。