第185食目:さつま地鶏一羽セット【通販サイト:地どりの鶏はま/鹿児島県】をお取り寄せ。


●商品名:さつま地鶏オス一羽セット
●通販サイト:地どりの鶏はま(鹿児島県鹿屋市下高隈町5883-1)
●価格:税込5,350円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:通年

お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先:地どりの鶏はま(鹿児島県鹿屋市下高隈町5883-1)

さつま地鶏の種鶏場を営み、鹿児島県のひな全てを販売。さつま地鶏・黒さつま鶏の飼育・処理・加工・販売を行っております。

鹿児島県で飼育されているさつま地鶏の雛は全て自社の種鶏場より出荷しているという地どりの鶏はまさん。
一般的に「種鶏場」は雛になる種卵(受精卵)を作る農場で、雄鶏と雌鶏を一緒に飼育。
そこで産まれた種卵が雛(ひよこ)になる為の次のステップとして「孵卵場」へ移動し、孵化したら各地の農場に買われていくという流れ。
さつま地鶏は10年以上の長い年月をかけて作出した鹿児島県の地鶏。
商標登録されており、さつま地鶏生産者協議会(鹿児島県畜産試験場内)で管理されていますので、種鶏場を営むのは大変な役割かと思います。

そんな「さつま地鶏」の専門店からお取り寄せしてみました。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

地どりの鶏はまの通販さつま地鶏生肉一羽分セット、お取り寄せさつま地鶏
届いた商品がこちらです。
「さつま地鶏一羽セット」の内容は以下の通り。

もも肉2枚、むね肉2枚、ささ身2本、手羽2本、ガラ一羽分、レバー・砂ずり一羽分

購入できるのは「さつま地鶏」の他に、「黒さつま鷄」。
それぞれ【オス/メス】、【ばらし/丸鶏】を選択することが可能です。
今回は【オス・ばらし】で注文しました。
ちなみに、さつま地鶏の場合の情報は以下の通り。

  • 【日  齢】オス:130〜150日/メス:150〜180日
  • 【ばらし】オス:税込5,350円/メス:税込4,800円
  • 【丸  鶏】オス:税込5,050円/メス:税込4,500円

冷蔵(賞味期限7日)と冷凍(賞味期限1ヶ月)の選択も可能です。

商品のこだわりを確認しておきましょう。

さつま地鶏とは(商品ページより)

「さつま地鶏」は鹿児島県畜産試験場において、国の天然記念物である「薩摩鶏」を雄系に、「ロードアイランドレッド」を雌系にした交雑鶏の交配を繰り返して作出した地鶏で、平成2年から約10年の歳月をかけて平成12年に完成しました。
さつま地鶏の肉は赤味を帯び、筋繊維が細かく適度な歯ごたえがあります。また、低脂肪で独特のうま味と風味があります。

さつま地鶏の特徴について(商品ページより)

【江戸時代から継承されたおいしさと血統の良さ】
鹿児島県が誇る「薩摩鶏」と、ロードアイランドレッドの交雑鶏の交配を繰り返して作出。「薩摩鶏」は江戸時代から鹿児島県内で保存されてきた天然記念物です。

【地鶏肉のJAS規格に適応した育て方】
生後28日以降は出荷まで広々した平飼い鶏舎で育てます。通常のブロイラーの2~3倍以上の期間、じっくりと大事に育てます。

【おいしさの特徴】
1.脂肪分が少なくてとてもヘルシー
2.コクがあり、引き締まったうま味
 (イノシン酸などのうま味成分が多く含まれ、鮮度保持能力が高い)
3.肉色は全体的に濃く、特にもも肉は赤身が鮮やか
4.筋繊維が細かく、適度な歯ごたえ
5.鍋物にはもちろん、刺身、しゃぶしゃぶ、焼き肉、スープにも最適!!

続いて、wikipediaからの引用です。

現在薩摩鶏(オス)×ロードアイランドレット(メス)の「さつま地鶏」を10件に満たない農家で飼育、銘柄確立に努めている。
「さつま地鶏」は、ロゴがあり商標登録されている地鶏で、さつま地鶏生産者協議会(鹿児島県畜産試験場内)で管理されている。父方である薩摩鶏の気性が荒く、育てるのが大変難しい

厳格に管理されている地鶏ということです。
「名古屋コーチン」「比内地鶏」と並び、日本三大地鶏のひとつとしても有名ですね。

いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。

地どりの鶏はまの通販さつま地鶏生肉一羽分セット、さつま地鶏の生肉(モモ肉2枚・ムネ肉2枚・ササミ2本・手羽2本・ガラ・レバー・砂肝)
袋から取り出し、皿に並べてみました。
※モモ・ムネ・ササミ各1枚ずつは、すぐに食べないので袋に入れたままです。


上からもも肉・むね肉・ささみ。

肉色は全体的に濃く、特にもも肉は赤身が鮮やか

肉の色は確かに鮮やか。
脂身が黄色がかっているのも特徴的です。

地どりの鶏はまのお取り寄せさつま地鶏の生肉(ガラ・手羽・レバー・砂ずり)
ガラ・手羽先・手羽元(隠れている)・レバー・砂ずり。

地どりの鶏はまのお取り寄せさつま地鶏の生肉(ガラ・手羽・レバー・砂ずり)、新鮮なさつま地鶏の肉
とても新鮮な状態で届きます。

私共、鶏はまの従業員は上品な味をそこなわないように、自分たちの大切な家族に食べてもらうつもりで飼育・加工・衛生面にきをつけ新鮮な朝どりさつま地鶏をお届け致します。是非、当店のさつま地鶏をご賞味ください。

出荷当日に屠畜・捌き処理。

さつま地鶏の生レバー
まるでたった今さばいたかのような色・ツヤ・質感。

さつま地鶏の生砂肝、薩摩地鶏の砂ずり
生肉の画像だけでその美味しさがわかります。

ここから料理とその実食レポートです。

さつま地鶏のササミのたたき
まずはササミから。
さっと湯通し、あとは冷やしてカットするだけ。

さつま地鶏のササミの鳥わさ
醤油やポン酢などお好みのタレで。
わさびを合わせると「鳥わさ」と言われるものと同じです。
もっちりしっとりと舌に吸い付くような肉の食感。
一般的には淡白な味のササミですが、さつま地鶏は味が濃い。
※包丁やまな板などの衛生面及び加熱時間など調理方法に気をつけて処理しています。
 「生」に近い状態で味わう際は自己責任でお願いします。
※鶏肉はしっかりと加熱した状態で味わうのがおすすめです。

ストウブのグリルパンにさつま地鶏の生肉を並べる
Staubのグリルパンで調理。
通常のブロイラーに比べて2〜3倍の日数をかけて、じっくり育てた地鶏。
うまい肉はシンプルに焼くのが一番です。

ストウブのグリルパンでさつま地鶏を焼く、薩摩地鶏のグリル
部位ごとに加熱時間を調整し、良い感じに仕上げます。

さつま地鶏のモモ肉のグリル、グリルしたさつま地鶏のもも肉を箸でつまむ
もも肉です。
筋繊維の細かさが特徴なだけに、弾力があります。
歯ごたえしっかり、噛むほどに旨い。

さつま地鶏のモモ肉をグリルしてパリッと焼けた皮が見えるように箸で持ち上げる
皮はパリッと香ばしく。
噛むとジュワッと甘みのある脂が出てきます。

さつま地鶏のムネ肉のグリル、グリルしたさつま地鶏のむね肉を箸でつまむ
むね肉。
適度な弾力で柔らかめの食感。
旨味成分であるイノシン酸をたっぷり含む部位。
その含量はもも肉より多いそうです。
あっさり・淡白な印象のムネ肉ですが、じっくり味わうと確かに美味しい。
さつま地鶏であれば、尚更です。

さつま地鶏のササミ肉のグリル、グリルしたさつま地鶏のささみ肉を箸でつまむ
グリルしたササミ。
先ほどはタタキ・鳥わさ風に調理しましたが、焼いてもうまい。

グリルしたさつま地鶏のレバーを箸でつまむ、地鶏のレバー焼き
レバーです。

さつま地鶏のグリルしたレバーを半分にカット、断面が見える状態のさつま地鶏のレバー
表面はサクッ、中はねっとり濃厚な味わい。
じわ〜とうまさが広がります。
身体に良質な鉄分を補給できた感じです。
非常に美味。
10個くらい食べたい。

さつま地鶏のグリルした砂肝、地鶏の砂ずり焼き
砂ずり【砂肝・砂嚢(さのう)と呼ばれる消化器官】。

さつま地鶏のグリルした砂肝を半分にカット、断面が見える状態のさつま地鶏の砂ずり
コリッコリの食感。
すごい弾力です。

さつま地鶏のグリルした手羽元、地鶏の手羽元焼き
手羽元。
引き締まったボリュームのある肉。
噛むと肉汁たっぷり。
骨まわりの旨さを味わい尽くす。

さつま地鶏のグリルした手羽先、地鶏の手羽先焼き
手羽先。
バリッとした皮。
甘みのある脂とゼラチン。
濃厚な味わい。
煮込むと最高の出汁が取れそうです。

地どりの鶏はまさんの「さつま地鶏」、ごちそうさまでした。
日本三大地鶏のひとつだけあって、さすがの美味しさです。
肉の味・脂の甘み・歯ごたえ・・・、とにかく最高。
色んな地鶏を買ってきましたが、個人的にはこれが一番。
朝どり新鮮な地鶏の産地直送。鮮度も抜群です。
リピートすること間違いなし。
自宅用はもちろん、お中元やお歳暮などのギフトでも喜ばれるでしょう。
とても強くおすすめします。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★★
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★★★
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★★
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★★
総合評価|★★★★★

●購入はこちら

地どりの鶏はま(鹿児島県)の「さつま地鶏1羽分生肉セット」

10年の歳月をかけて完成した鹿児島県の最高に美味しい地鶏。セット内容は【もも肉/むね肉/ささ身/手羽/ガラ/レバー/砂ずり】。


●動画で見る地どりの鶏はまの「さつま地鶏」