たらこ加工地として有名なエリアにはおいしい明太子がある、かもしれない。食べ比べに宮城県を追加。


第263食目:【マルミヤフーズ】藻塩辛子明太子300g(税込3,580円・送料込み)

●お取り寄せ先:マルミヤフ-ズ株式会社(宮城県塩竈市新浜町二丁目8-10)

マルミヤフーズは宮城県塩釜市でたらこ、明太子、筋子などの魚卵を主軸商品として製造、販売を行なっております。
その日々の仕事の中で、「美味しい」と喜んでもらえた時の笑顔、この笑顔を作り出すことが私たちにとって最も大切な使命だとお客様から教えていただいています。
その笑顔の創造を追い求め、これからも日々進化していきます。

たらこの生産加工は北海道の虎杖浜と並び、宮城県石巻市が有名です。
生産量が多いということは質の良い原卵が集まるわけで、たらこや明太子は美味しくなるはず。
そんなわけで、今まで本場の福岡県と北海道を中心に行なってきた「辛子明太子」の食べ比べに
宮城県を加えることにしました。

今回は加工地として有名な石巻市の明太子ではありませんが、
同じように漁業が盛んな塩竈市の「マルミヤフーズ」さんからお取り寄せ。

マルミヤフーズの藻塩辛子明太子の化粧箱とパンフレット
こちらが「藻塩辛子明太子300g」のパッケージ。

マルミヤフーズの藻塩辛子明太子が入った発泡スチロール箱
化粧箱の中からは発泡スチロールの箱が出てきます。

発泡スチロールの箱に入ったマルミヤフーズの藻塩辛子明太子
発泡の中身です。
太くて立派な辛子明太子が5本入っていますね。


ここで「藻塩辛子明太子」の特徴について確認しておきましょう。

●マルミヤフーズの「藻塩辛子明太子」(商品ページより)

雑味が少なく、まろやかな味わいが特徴の塩竃の藻塩を使って仕込んだ辛子明太子。
社長自ら海外に出向き、直接見極めた素材を仕入れ、熟練スタッフが厳選。
真似のできない調味液にじっくり漬け込み熟成させます。添加物を大幅に削減し、一層上品で自然な風味を感じてもらえるように仕上げました。
味付けは「毎日の食卓に並んでいて、毎日食べても飽きない味」がコンセプト。

●原材料

助惣子(ロシアまたはアメリカ産)、食塩(塩竈の藻塩)、唐辛子、酒精、発酵調味料、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビット)、 酸化防止剤(V.C)、酵素、発色剤(亜硝酸Na)


「藻塩辛子明太子」の状態をじっくり確認していきましょう。

発泡スチロールの箱に入ったマルミヤフーズの藻塩辛子明太子5本
透明フィルムを取った状態がこちら。

マルミヤフーズの藻塩辛子明太子5本を皿に盛り付け
容器から出して皿に盛り付けました。
皿の大きさは12cm×19cm。縦にも横にも大きなサイズの明太子です。

適当なサイズにカットしたマルミヤフーズの藻塩辛子明太子
触った感じはふわっと柔らか。
食べる分だけを別の皿に移して、適当にカットしました。

マルミヤフーズの藻塩辛子明太子のカットした断面のアップ
このサイズだと粒もやはり大きめ。
漬け液は完全に絞られていない、ゆるめの辛子明太子です。


ここからは実食レポート。

ご飯・藻塩辛子明太子・箸置き・箸
炊きたてのご飯を準備。

白いご飯の上にのったマルミヤフーズの藻塩辛子明太子ひと切れ
辛子明太子をご飯の中央に乗せました。
大きいので存在感ありますね。

箸でつまんだ辛子明太子
それではいただきます。

ご飯に乗った藻塩辛子明太子を箸でつまむ
うん、まあ、どうでしょう。
少し薄味ですかね。
水っぽいと言うか。
舌の上にガツンときて、白いご飯がほしくなるようなインパクトはないです。
「塩竈の藻塩」による味わいのまろやかさはあるのでしょう。
それによって甘みが強めに感じられるのか、ちょっとしつこさがあります。
後味には苦味あり。
辛さは後からじんわりと。控えめに。

マルミヤフーズさんの「藻塩辛子明太子」、ごちそうさまでした。
粒のプチプチとした食感を楽しめてボリュームたっぷり。
送料込みで税込3,580円。お得感はあります。


【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★☆☆☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★☆☆☆
ギフトにぴったり|★★☆☆☆
リピート可能性|★★☆☆☆
書き手の熱量|★★☆☆☆
総合評価|★★☆☆☆


マルミヤフ-ズ(宮城県)の「藻塩辛子明太子」

希少塩「塩釜の藻塩」を使って仕込んだ辛子明太子。北海道噴火湾産の原卵を使用。