【地鶏】今回は高知県の土佐ジローをお取り寄せ。とても上品な味わいの美味しいお肉。
《第138食目》
「【はたやま夢楽】土佐ジロー正肉セット(雄若鳥)(税込3,780円・送料別)」
お取り寄せ先の紹介です。
⇒はたやま夢楽(むら)(高知県安芸市)
四国の南東部で、太平洋から山あいに20kmほど分け入った畑山という限界集落にあります。「土佐ジロー」を軸にした新しい田舎型産業を興したいと思っています。「土佐ジロー」の生産・販売のほか、それを味わえる宿「はたやま憩いの家」も運営。食事だけの利用も可能。
はたやま夢楽の土佐ジローについて(商品ページより)
「土佐ジロー」は、天然記念物「土佐地鶏♂」と在来種「ロードアイランドレッド♀」の子ども。生後0日から大人になる120〜150日まで、「鶏を鶏らしく」をモットーに育てています。普通の鶏肉の3倍の日数をかけても体重はその半分の1.5kgにしかならず、「はたやま夢楽」でしか生産されていないため、「日本一の幻の地鶏」とも言われています。(採卵用の廃鶏、親鳥(♀)も土佐ジローとして販売されていますので、ご注意ください。)。元気の良すぎるジローの運動能力に応える独自の鶏舎の仕組みに加え、ごはんにもこだわり、高知や愛媛のお米や、高知の魚の粉を日齢に応じた組み合わせで与えています。そうして育ったジローの肉は、旨みや香りは濃厚だけれども、とても澄んだ味で、鶏特有の臭みのようなものが一切ありません。おそらくジローの味は風景の味なのだと思います。畑山の澄んだ空気と美しい水と、健康な大地の味です。
育てるのが難しい土佐ジロー、ここまでくるのに色々苦労があったようです。そのあたりはオフィシャルサイトに記載がありますので、気になる方はぜひ。
箱を開けた状態がこちら。
手書きのメッセージ入り。
同梱のパンフレットもとても素敵で、作り手の人柄や楽しんで育てている感じが伝わります。
セット内容を確認しておきましょう。
土佐ジロー1羽分です。ムネ、モモ、ササミが各2枚、首皮が1枚入っています。お鍋にすると3~4人前ですが、部位ごとに、お料理していただくと簡単ながら、豪華なパーティーメニューにもなります。ムネはたたきに、モモと皮は塩焼に、ササミはお刺身やサラダに。
ご希望の方に無料でお付けしているガラは、簡単に美味しいスープがとれます。噛めば、噛むほど、味がある土佐ジローは天日塩だけで十分、美味しく召し上がっていただけます。ぜひ、ご賞味ください。
⇒写真左がお肉です。右はガラ。ガラの有無は選ぶことができます。
お肉を袋から取り出してみました。
きれいな色です。
こちらはガラ。形、そのままですね。
これだけ生々しいのは初めてです。ツヤツヤ。
それでは、調理して食べていくわけですが、その前にお店からのアドバイスを。
≪ お召し上がりの際、ご留意ください ≫
土佐ジローは普通の鶏肉とは随分と異なります。
お肉そのものに味があり、
脂質と水分が極端に少ないため、
一般に流通している鶏肉と同様の調理法では
美味しさが失われてしまいます。【一番美味しい召し上がり方】
天日塩を振り、
強火で、こまめにひっくり返しながら焼く!
ただ、これだけです。
焼き方にコツがあるため、
「はたやま憩の家」の味を再現するには
少々、修業が必要です。
先に言っておきますが、今回はこの地鶏の味を100%引き出せたかどうかわかりません。
普通に網の上で焼く、スキレットに閉じ込める、グリルパンで焼く、この3つのパターンで食べてみましたが、特別な美味しさを感じるには至りませんでした。
炭火で焼いていれば、また違ったのかもしれませんが。
食感は地鶏ならではの弾力があります。
噛むほどに旨さもあります。
皮も厚いし、脂の甘みもあるし、申し分ない美味しさです。
ただ、なんだか物足りなく感じたのが、
ジローの肉は、旨みや香りは濃厚だけれども、とても澄んだ味で、鶏特有の臭みのようなものが一切ありません。
臭みと言うか、香りと言うか、それがないことです。
香りからくる味の濃さみたいなものが感じられないので、とても淡白であっさりとした味に感じます。
火力が足りないことで美味しさが逃げっていたのかもしれませんが。
モモも、
ムネも、
皮も、
とても美味しいです。
でも、個人的には物足りない。
羊・鴨・鹿など、特有のにおいや香りを楽しめる人にとっては、そう感じるのかもしれません。
土佐ジロー、色んな地鶏を食べ比べた後、再度トライしてみたいと思います。
【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★☆☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★★☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★☆☆
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★☆
総合評価|★★★☆☆
■購入はこちら
⇒土佐ジロー正肉セット(雄若鳥)(オフィシャルサイト)