豚肉の脂肪は体に良い?悪い?
豚肉を焼いたときに、フライパンに出てくる大量の脂。
なるべく油脂を摂取したくない人にとっては大敵ではないでしょうか?
なんでこんなにたくさん脂が出てくるのかというと、
牛の脂が溶ける温度、融点が40~56℃というのに対して
豚の脂の融点は28~48℃と低め。
指で触っただけでも脂がまとわりついてくるくらい低い温度で
溶けてしまうからなのです。
この脂、
本当に体に悪い脂なのでしょうか?
長寿で知られる沖縄の人たちは
ラフテー(角煮のようなもの)、てびち(豚足)、
豚の顔や耳まで食べちゃうほど
豚肉を頻繁に食べます。
沖縄の人たちは絶対豚の脂をたくさん摂取しているに違いありません。
では、なぜ長寿でいられるのでしょうか?
じつは、豚肉には「オレイン酸」という
不飽和脂肪酸が含まれています。
オレイン酸は血中コレステロールの「悪玉」を減らし、
「善玉」はそのままにしておくと言う素晴らしい働きをしてくれる脂肪酸なのです。
一概に、豚肉の脂だけとは言えませんが、
長寿である理由に「オレイン酸」をたくさん摂取していることも
影響しているのではないでしょうか。
いくらなんでも脂を大量摂取することはお勧めしませんが、
脂は一概に敵ではありません。
適量なら体に良いと言ってもいいでしょう^^
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