第49食目:嬉野温泉名物「温泉湯豆腐」【通販サイト:佐嘉平川屋/佐賀県】をお取り寄せ。


●商品名:温泉湯豆腐
●通販サイト:佐嘉平川屋(佐賀県武雄市北方町大字志久600番地1)
●価格:税込2,160円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:通年

お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先:有限会社平川食品工業(佐賀県武雄市北方町大字志久600番地1)

当社の創業は昭和25年(1950年)。祖父が作ったいわゆる町のお豆腐屋さんが始まりで、自転車に乗って鐘やラッパで町を売り歩いていたと聞いています。その後、販売方式は時代とともに変わってきましたが、「自らが食べたい豆腐を作る」という豆腐作りに対する姿勢は今でも変わりません。
現在では豆腐の製法もさまざまですが、佐嘉平川屋ではいたって基本的でオーソドックスな製法を用いています。基本を守りながら、ひとつひとつの工程に最新の注意を払い、大豆のおいしさを最大限に引き出す、これが佐嘉平川屋の豆腐作りです。
※発売30周年記念「温泉湯豆腐」読本より

九州・佐賀県の名湯「嬉野温泉」はその泉質により日本三大美肌の湯として知られていますが、「温泉湯豆腐」という江戸時代から伝わる郷土食でも有名です。

日本三大美肌の湯(にほんさんだいびはだのゆ)は、肌に対する効能が良い温泉として、中央温泉研究所と藤田聡によって選ばれた。
※引用元:wikipedia

佐嘉平川屋さんの「温泉湯豆腐」は様々なメディアで取り上げられることの多い人気の商品。

雑誌「BRUTUS」の「日本一おいしいお取り寄せはコレだ!」との企画の鍋部門にて全国の有名鍋16点の中からグランプリに選ばれています。

それでは詳しく紹介していきます。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

佐嘉平川屋の通販・お取り寄せ温泉湯豆腐のギフト箱
「温泉湯豆腐Aセット」
は発泡スチロールの箱に入って届きました。

佐嘉平川屋の通販・お取り寄せ温泉湯豆腐、嬉野温泉名物
蓋を開けた状態がこちら。


箱の中の商品を取り出しました。
セット内容は以下の通りです。

■温泉とうふ400g×3丁
■温泉とうふ用調理水1L×1本
■胡麻だれ150ml×1ヶ
■生姜×2ヶ
■柚子こしょう×2ヶ
■すりごま×1ヶ

3〜5人前です。

商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。

佐嘉平川屋の「温泉湯豆腐」の特徴について(商品ページより抜粋)

嬉野温泉名物の温泉湯豆腐は、ただの湯豆腐ではありません。豆腐を鍋で煮るのは湯豆腐と同じですが、温泉湯豆腐の場合、鍋の中に入っているのはお湯ではなく温泉水。するとなぜかコトコト炊いているうちに、豆腐の表面が溶け出して温泉水は豆乳のように白く濁ってきます。角のとれた豆腐は、食感も味わいも一段とまろやかに。白濁した温泉水は、コクがあり、一緒にすするとさらに深い味わいとなります。
【とろける秘密は、嬉野温泉のお湯】
弱アルカリ性の温泉水が、豆腐をとろとろにとろけさせるのです。
【江戸時代から親しまれてきた温泉湯豆腐】
この温泉湯豆腐は、長崎街道(江戸時代に整備された脇街道の一つ)の宿場町時代にはすでに旅人に供されていたそうです。
各温泉旅館でも朝食には必ず温泉湯豆腐が出てきますし、温泉街の飲食店でも定番メニューになっています。その地元限定の名物料理が全国区になったのは、嬉野温泉と同質の温泉とうふ用調理水が開発されてから(ちなみに温泉水は販売が禁止されています)。

原材料

【温泉とうふ】
大豆(遺伝子組み換えでない)、凝固剤
【温泉とうふ用調理水】
pH調整剤
【胡麻だれ】
しょうゆ、砂糖、ごま(練りごま、すりごま)、米発酵調味料、食塩、水飴、かつおだし、かつお節エキス、酒精、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘多糖類、ビタミンB1、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
【柚子こしょう、しょうが、すりごま】
柚子こしょう[青柚子、青唐辛子、食塩、酒精]、しょうが[しょうが、食塩、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC)]、すりごま[ごま]

ここから料理に入ります。

同梱のリーフレットに記載のある調理方法の手順に従い、食べる準備を進めます。
鍋に豆腐を入れ温泉豆腐用の調理水をかける、佐嘉平川屋の嬉野温泉名物の温泉湯豆腐、
まずは豆腐を適当な大きさにカット。
続いて「温泉とうふ用調理水1L×1本」を鍋に入れます。
原材料の項目にも記載しましたが、この液体はpH調整剤です。

pH調整剤(ピーエッチちょうせいざい)とは、食品添加物のひとつ。 食品における腐敗防止や変色防止の目的で加工食品などに含有されている食品添加物の総称。酸性またはアルカリ性の度合を調整するために用いられる。
「ph調整剤」という表記は特定の物質を指すのではなく、クエン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸などを一括表示したもの。食品のphを4から5の酸性に保つことで変色防止、腐敗防止の効果に作用している。
※引用元:pH調整剤『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』

豆腐を溶かして嬉野温泉名物の湯豆腐を再現するために、この液体は必要不可欠なのだと思います。
ただ原材料を知ってしまった時点で、食欲をそそるものではなくなってしまいました。
これだけの量のいわゆる添加物を飲みたいとは思わないでしょう。
普通の水を使った普通の湯豆腐で良いかなと。

鍋の中で温泉とうふ用調理水に浸かった佐嘉平川屋の温泉湯豆腐
食べますけどね。
気を取り直して豆腐と調理水を全て入れた状態で加熱スタート(強火)。

煮立った鍋の中の湯豆腐、佐嘉平川屋の温泉湯豆腐を茹でる
ひと煮立ち。
調理水が白く濁ってきたら弱火にします。

溶けてとろとろになった佐嘉平川屋の嬉野温泉名物温泉湯豆腐、おたまで温泉湯豆腐をすくう
このように溶け出してきます。
豆腐の角も丸くなります。

溶けてとろとろになった佐嘉平川屋の嬉野温泉名物温泉湯豆腐、レードルで温泉湯豆腐をすくう
表面がとろ〜りとなったら出来上がり。

ここからは実食レポートです。

胡麻だれで味わう佐嘉平川屋の温泉湯豆腐、ゴマだれが入った器に湯豆腐を入れる
まずは付属の胡麻だれで。
ごまの風味と香りがよく効いた甘みのあるたれです。

表面トロッと滑らかな食感の豆腐。
中心部には弾力があって普段食べているものとは違った食感が楽しめます。
大豆(佐賀県産100%)の味もしっかりとありますね。
豆腐が溶け出した白濁の液体にはコクがあり、ゴマだれに加えると一層まろやかになります。

ポン酢で味わう佐嘉平川屋の温泉湯豆腐、ぽん酢の入った器に湯豆腐を入れる
調味料や薬味は色々なパターンを楽しんでください。
これはポン酢です。
こうするといつもの湯豆腐っぽくなり、爽やかな香りと酸味でさっぱりといただけます。
野菜や海老などを加えて鍋料理として味わうのもおすすめとのこと。

佐嘉平川屋の温泉湯豆腐の汁で作る雑炊、鍋料理の締めの雑炊
豆腐を完食した後は残った白濁スープを利用して〆の雑炊を作りました。
味噌で味付しご飯と卵を入れるだけ。
優しい味わい。

佐嘉平川屋さんの「温泉湯豆腐」、ごちそうさまでした。
とろとろの食感と大豆の味をしっかりと感じられる美味しい豆腐です。
時間の経過とともに溶けていく様子を見ているのも楽しい。
価格的にも安く、とても良い商品だと思います。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★☆☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★★☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★☆
ギフトにぴったり|★★☆☆☆
リピート可能性|★★☆☆☆
書き手の熱量|★★☆☆☆
総合評価|★★★☆☆

●購入はこちら

佐嘉平川屋(佐賀県)の嬉野温泉名物「温泉湯豆腐」

佐賀県の名湯嬉野温泉の名物湯豆腐セット。