今年も半分過ぎたので、「辛子明太子」の食べ比べ始めます。某雑誌で殿堂入りした商品からスタート。
《第158食目》
「【イリイチ食品】熟成辛子明太子320g(税込2,480円・送料別)」
お取り寄せ先の紹介です。
⇒株式会社イリイチ食品(山口県下関市)
辛子明太子、発祥の地はどこか。「博多」と「下関」で諸説あるようですね。
今回お取り寄せしたのは、「下関」のほう。
昭和22年の創業、かれこれ70年明太子を作り続ける老舗のイリイチ食品さん。
お取り寄せランキングの雑誌で「殿堂入り」と評価されている明太子です。
まずはパッケージから。
包装紙をはずして出てきたのが、こちら。
箱から辛子明太子を取り出しました。
入一(イリイチ食品)さんの明太子の特徴について(商品ページより)
辛子明太子は終戦直後の昭和22年に高井英一郎氏によって生み出されました。その高井英一郎氏から次男である秀樹氏に引き継がれたこの味。そんな伝統のある辛子明太子をこの度、通販でご用意させていただきました。この辛子明太子の原料であるタラコは新鮮で最も熟成された一番良い状態の時に捕獲したスケトウダラの子が使用されています。そして余分なものの注入は一切せず、7種の厳選された香辛料や調味料に一週間以上かけて漬け込んで熟成します。独自の製法で作り上げられたこの味はまさに至福の逸品です。
入っているのは5本の辛子明太子。
1本あたり65g前後とかなり大きなサイズです。
原材料の確認をしておきましょう。
すけそうだらの卵(ロシア又はアメリカ)、食塩、唐辛子、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、酸化防止剤(ビタミンC)、ナイアシン、酵素、発色剤(亜硝酸Na)
カットしてみました。
余分な漬け液なし、ビシッと締まった明太子です。
輪切りしたものをご飯に乗せるとこんな感じ。
明太子の大きさが伝わりますでしょうか。
断面はこれ。
それでは食べてみましょう。
海外産の大きな原卵ですから、粒は比較的大きめ。
漬け液の残るゆるいタイプの明太子は、流れるように口の中に粒と味が広がりますが、これは漬け液が残らない締まったタイプの明太子。
粒も味も辛さもゆっくりと広がるタイプです。
白飯がひと口目からバクバクといけるタイプではなく、辛さを和らげるために後から白飯を必要とするようなタイプ。
味付け、良いです。
塩加減、たらこの旨み、後からくるじんわりとした辛さ、白いご飯にとてもよく合います。
後味にも変な雑味はなし。爽やかな辛さと美味しさの余韻が残ります。
ただ、皮が厚いのが残念ですね。
食感が少し嫌かも。
コスパも確認しておきましょう。
100g当たりの金額は、775円(税込本体価格)。
これは安いです。
※購入時はキャンペーン価格で2480円。通常価格は3240円。
⇒通常時は100g当たりの金額、1013円(税込本体価格)。
これだと普通ですかね。
入一(イリイチ食品)さんの「熟成辛子明太子」、美味しくいただきました。
山口県下関の老舗が作る明太子、興味のある方はぜひ。
お取り寄せランキング雑誌には、
「まるごと1本食べきれてしまうほどの美味しさ」
とありましたが、大きすぎてたぶん無理。
半分で十分です。
【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★☆☆
リピート可能性|★★★☆☆
書き手の熱量|★★★☆☆
総合評価|★★★☆☆
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イリイチ食品(山口県)の「熟成辛子明太子320g」
辛子明太子の原料であるタラコは新鮮で最も熟成された一番良い状態の時に捕獲したスケトウダラの子を使用。余分なものの注入は一切せず、7種の厳選された香辛料や調味料に一週間以上かけて漬け込んで熟成。