北海道のソウルフード、スープカレーを贅沢に食べ比べ!
《第27食目》
「札幌スープカリー木多郎 チキン(税込648円・送料別)」
「しんや オホーツク産ほたてと北海道産野菜のほたてスープカレー(税込648円・送料別)」
「奥芝商店 エビスープチキンカリー(税込772円・送料別)」
「らっきょ らっきょのチキンスープカレー(税込864円・送料別)」
札幌市にある喫茶店「アジャンタ」の薬膳カリィが発祥と言われている北海道のソウルフード、スープカレー。札幌市内だけでも250店舗も存在するらしく、その味わいは多岐にわたっています。
そんなスープカレー、食べ比べてみれば違いが一目瞭然だろう!ということで4種類を取り寄せてみました。全てレトルトパウチなので、沸騰したお湯で数分温めればすぐできあがり!
それではまず1品目「札幌スープカリー木多郎 チキン」です。
化学調味料・合成保存料不使用ということで、パッケージ裏の原材料名を見てみると、
ガラスープ(鶏肉・鷄骨・豚骨・たまねぎ)、鶏肉、にんじん、馬鈴薯、トマトピューレ、大豆油、ヨーグルト、トマトケチャップ、はちみつ、香辛料、酵母エキス、ココナッツミルク、食塩、野菜エキス、しょうが、バター、にんにく
なるほど、お店の味そのままという期待が高まります。では、さっそく食べてみましょう。
具材がゴロンと入っていて、これそ北海道!という感じです。鶏肉もとっても柔らかくて簡単にほぐれちゃいます。肝心のスープはというと、辛さもマイルドで全体的に丸い味わい、とでもいいましょうか。ピリッとスパイシーなスープカレーが多いなか、コクととろみがあるやさしいおいしさです。
続きまして2品目「しんや オホーツク産ほたてと北海道産野菜のほたてスープカレー」です。
スープカレーでは珍しく、ほたて推しです。さらに「BRCタマネギ」という、北海道の北空知・北見地方のタマネギを原料に、抗酸化作用をもつDPTSという健康成分を独自製法で増加させたペーストを使用しているそうです。
では、食べてみます。
スープを一口飲んだ感想は、「個性的!!!」とても面白い味わいです。ホタテの旨味がしっかり染み出していて、そこにタマネギの甘さでまとめた感じ、とてもいいましょうか。具材のホタテはパッケージの様に形が残っておらず、ほぐれてしまいました。こちらも辛さは控えめな味わいです。
次は3品目「奥芝商店 エビスープチキンカリー」です。
こちらはエビスープをつかったチキンカレーとのこと。お店自体もかなり有名なので聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?パッケージも個性的です。
では、食べてみます。
赤みの強いスープの色で想像できましたが、辛さと旨さが際立っていてガツンとくる味わいです。これまでの2品と比べると、最もスープカレーっぽいという印象でした。そして自慢のエビスープの甘みがスパイスの辛さと絶妙にバランスが取れていて、これまたおいしいです。
最後4品目は、「らっきょ らっきょのチキンスープカレー」です。
東京新宿・横浜綱島でもお店を展開されているのでご存知の方も多い「井手」さんのスープカレーです。今回はチキンを選んでみました。
では、いただきます。
これまでの3商品との一番の違いはスープの量。同じ器に盛り付けているのでその違いは歴然!具材もゴロゴロと大きく、特にチキンの大きさは圧巻!ゆで卵も入っていますね。スープの味はというと、いろんな風味が混ざり合っていて、とても奥深い味わいです。個人的にはこのカレーが一番好みでした。
4品食べ比べただけでも、それぞれの個性が際立っていてとても面白い体験でした。まだまだ種類豊富なスープカレー、ぜひお取り寄せしてみてください!
【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★☆
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★☆
総合評価|★★★★☆