ミートローフの豆知識、そして、おいしい食べ方について
ところでミートローフって、何でしょう?
アメリカでは家庭料理として親しまれているミートローフ(meatloaf)。
ミート(meat)=お肉
ローフ(loaf)=かたまり
その名の通り、お肉の塊ということですね。
大きなパンやハムなど、切り分けて食べるような大きさのものを「ローフ」とも呼びます。
挽肉にタマネギのみじん切りを炒めたものを混ぜ、
卵、パン粉などの「つなぎ」と、
塩、コショウ・ナツメグなどの香辛料で味付けしてよく練り混ぜ、
型に詰めてオーブンで焼いたもの。
お料理する人ならすぐにおわかりかと思いますが、
ハンバーグのタネを、型に入れてオーブンで焼いたらミートローフなんです。
ひっくり返す必要もなく、一度にたくさんの量を焼くことができるオーブン料理。
大人数向けには、ハンバーグよりもミートローフのほうが
手間が少ないだけ向いているかもしれません。
パウンドケーキやケークサレのように、
ごろごろと野菜やゆで卵・ナッツを入れて中身に変化を加えたり、
ベーコンで覆うといった調理法で表面に変化を加えたり、
食感や味や見た目に色々とアレンジできるのもミートローフならでは。
あらためて考えると良い料理だと思いませんか?
でもミートローフって、
日本人は口にする機会があまりないですよね。
和食や日本の家庭料理は、さほどオーブンを使うことがないので、
ほぼ同じ作り方なのにフライパンで焼けるハンバーグのほうがメジャー。
普段家庭では作らない、味わえないミートローフ。
味や食感の基準がない中で作る前に、
プロが作ったものをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
ハンバーグと違って冷めたままでおいしく、
付け合わせを工夫したり、切り分けてサラダやチーズと盛り付けるだけで
ディナーやパーティーが華やぐこと間違いなしですよ♪
ミートローフのおいしい食べ方をご紹介
「ミートローフって、どうやったらおいしく食べられるの?」
と思う方も多いかもしれません。
アメリカではメジャーですが、
オーブンで料理する文化が薄い日本では食べ方を知らなくて当たり前です。
ケチャップと、お好きなソース2:1を混ぜ合わせ、軽く煮詰めて酸味を飛ばせば
日本人が大好きな甘めのトマトが効いたソースの出来上がり♪
レタスなどの葉物野菜、
マッシュポテトがあれば本場のミートローフのように盛り付けられます。
もちろん、カラフルなパプリカやトマトも一緒に飾るとより美しいです。
ミートローフを食べるときは、湯せんなどで温めてから切ると
油の口どけもよく、おいしく召し上がれます。
耐熱皿やグラタン皿にキャベツ適量、スライスしたミートローフを適量のせ、
上からチーズをのせた後、チーズがとろけるまでトースターで焼けば、
アツアツのチーズミートローフに!
ミニトマトやジャガイモ、旬のお野菜を一緒に焼くとより一層豪華です。
とろっとろのチーズと、お肉…
想像しただけでおなかが鳴りますね笑
スライスしたミートローフとお好みの野菜を組み合わせて。
サンドイッチもイケちゃいます。
ミートローフ+ベーコン+ハム、3種の肉のコンビネーション。
これは贅沢です。
どんな調理をしてもおいしくなるのがミートローフの良いところ。
もちろん、ビールやワインにもよく合います。
いろいろな食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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