第300食目:きあんこう鍋セット【通販サイト:駒嶺商店/青森県】をお取り寄せ。


●商品名:きあんこう鍋セット
●通販サイト:駒嶺商店(青森県下北郡風間浦村蛇浦字石積12-16)
●価格:税込4,500円/送料別
●配送温度帯:冷凍
●販売期間:期間限定

お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先:株式会社駒嶺商店(青森県下北郡風間浦村蛇浦字石積12-16)

津軽海峡に面した青森県風間浦村の株式会社駒嶺商店です。新鮮なウニを使用した新しい調味料「うにだれ」や、活鮟鱇料理、仕出し料理、海峡の塩、塩サイダー、ウニの殻から生まれた肥料「大地の優」など、海峡の恵を最大限に活用して、全国の食卓へ旬の旨味をお届けします。

駒嶺商店さんの商品をお取り寄せするのはこれが2回目です。
以前食べたのは《第237食目:子持ちヤリイカ(ボイル)》
これが大変おいしかった。

今回は駒嶺商店のある青森県風間浦村の名物でもある「鮟鱇」の鍋セットです。
それでは紹介していきます。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

駒嶺商店の「きあんこう鍋セット」の箱・パッケージ、お取り寄せ鍋料理、通販鍋料理
「きあんこう鍋セット」はこちらの箱に入って届きます。
専用の化粧箱。ギフトにも良いですね。

駒嶺商店「きあんこう鍋セット」の箱を開ける
ふたを開けると鍋料理のレシピが入っています。

お取り寄せした駒嶺商店「きあんこう鍋セット」のセット内容、あんこうの身・あん肝・スープ・化粧箱
箱の中から具材をすべて取り出しました。

セット内容は以下の通りです。

あんこうの身・あら・皮300g×2/あんこうの肝30g×2/醤油たれ300cc×2

商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。

駒嶺商店の「きあんこう鍋」について(商品ページより)

下北半島北部の風間浦村。この地域は古くから豊富な魚介類が水揚げされ、中でも「あんこう」は風間浦独特の漁法により、全国でも稀な「活きた状態での水揚げ」が行われています。
鮟鱇漁では一般的に底引き網漁が行われていますが、風間浦村では固定式刺し網が主流となっています。固定式刺し網は、帯状の網を使用した漁法で、網を仕掛けた翌日には水揚げするため、新鮮な鮟鱇を提供することができます。
風間浦村で水揚げされる鮟鱇は「きあんこう」という種類です。通常のあんこうは体色が黒褐色で口内に白い斑点が見られますが、きあんこうは体色が黄褐色で口内の斑点がなく大型に育ちます。市場では区別されることは少ないですが、きあんこうのほうがあんきもの脂が上質でよりおいしいとされています。
活〆したあんこうを急速冷凍し美味しさそのままに産地より旬の味覚をお届け致します。

原材料

あんこう(青森県産)、あんこう肝(青森県産)、醤油、米発酵調味料、調味料(アミノ酸等)、原材料の一部に大豆、小麦、サバを含む

いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。

駒嶺商店「きあんこう鍋セット」の具材を解凍してテーブルに並べる、あんこうの身・アラ・皮・肝・鍋用スープ
冷凍で届いた具材を解凍した状態がこちら。

駒嶺商店からお取り寄せした「きあんこう鍋セット」のあん肝2枚
どうですか、このあん肝。
プリップリでツヤッツヤ。
お腹から出てきたばかりのような鮮度に見えます。

駒嶺商店「きあんこう鍋セット」のあんこうの身
あんこうの身です。
安い鍋セットを購入すると身に骨が刺さりまくっているものがありますが、丁寧に処理されています。
お子様も安心です。

駒嶺商店「きあんこう鍋セット」のあんこうのあら(骨・エラ・ヒレ)
これは主に骨を中心とした「あら」部分。
骨はそれだけの部位として固まっていますので、出汁を取った後は簡単に避けられます。

駒嶺商店「きあんこう鍋セット」のあんこうのあら(骨・エラ・ヒレ)や皮
皮とかエラとか胃とか色々ですね。

ここから料理に入ります。

鍋で煮込む前のあんこう鍋用の具材、きあんこうの身・あら・皮・あん肝・土鍋・白菜・春菊・人参・ネギ・しいたけ・えのき・しめじ・豆腐
届いたセット具材の他に以下の食材を用意しました。

白菜・春菊・人参・ネギ・しいたけ・えのき・しめじ・豆腐

土鍋の中にあんこう鍋用の具材を入れる、煮込む前のあんこう鍋
調理は簡単。
準備した食材を土鍋に入れるだけ。
あん肝を除き、このタイミングですべて投入です。

あんこう鍋の具材が入った土鍋にスープを入れる、駒嶺商店のきあんこう鍋
付属のスープを全部入れて、

蓋をした土鍋
煮込みます。

湯気がでる土鍋の中のあんこう鍋、駒嶺商店のきあんこう鍋の具材と野菜を土鍋で煮込む
ひと煮たちしました。

湯気がたつ土鍋で煮込んだ駒嶺商店のきあんこう鍋
あんこうの身にも火が通りましたね。
ふっくらとして美味しそうです。

土鍋で煮込んだ鮟鱇鍋にあん肝を入れる、あん肝をレンゲに入れて土鍋の中に
最後に主役(個人的に一番の楽しみ)を入れます。

湯気のたつ土鍋で煮込んだアンコウ鍋、完成した駒嶺商店のきあんこう鍋
あん肝に火が通るまで5〜10分ほど煮込んだら完成です。

ここからは実食レポートです。

土鍋で煮込んだ鮟鱇鍋の具材を杓子ですくう
具材をバランスよく取って、

とんすい(小鉢)に盛り付けたアンコウ鍋の具材
とんすいに盛り付け。
それではいただきます。

まずはスープから。
今回のあんこう鍋は醬油ベース【原材料:醤油、米発酵調味料、調味料(アミノ酸等)】です。
ほのかに甘いあっさり醬油。
素材(あんこう)が引き立つような味付けです。

土鍋で煮込んだ駒嶺商店きあんこう鍋のアンコウの身
続いてあんこうの身。
身はホッコホコ。弾力があります。
白身特有の淡白さにスープがしみて美味しい。

土鍋で煮込んだ駒嶺商店きあんこう鍋の鮟鱇の皮
皮。
プルップルです。
噛んで噛んで飲み込む。

調理した駒嶺商店のきあんこう鍋のあん肝を箸でもつ
最後はあん肝。
どうです、この大きさと存在感。
3〜4人前の鍋セットですが独り占めしたくなるでしょう。
ふわっとした食感、滑らかな舌触り、濃厚な味わい。
かなりうまいです。
少しずつかじりながら日本酒とともに楽しみたい。
今回は形を残した状態で食べましたが、鍋に溶かして「どぶ汁」風にするのもおすすめです。

駒嶺商店さんの「きあんこう鍋セット」、ごちそうさまでした。
津軽海峡で獲れた「きあんこう」を活〆・急速冷凍で届けられた商品。
あん肝を見ればその鮮度の良さがわかります。
身もたっぷりで食べ応えあり。
そして調理は超簡単。
強くおすすめします。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★★
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★★☆
パッケージ|★★★★☆
意外性|★★★★☆
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★★
総合評価|★★★★★


●購入はこちら

駒嶺商店(青森県)の「きあんこう鍋セット」

活きたまま水揚げされる風間浦鮟鱇。その鮮度と美味しさを産地と変わらぬ状態で楽しめる鍋料理のセット。


●動画で見る駒嶺商店の「きあんこう鍋」