捨てちゃもったいない!ぬか漬けのぬか。そしておつまみにも最適な理由


お取り寄せしたぬか漬けのぬか、もったいないですが捨ててしまいますよね。畑でもあれば、まいて肥料にできるのに・・・。そんなもったいない症の私が編み出した【ぬかの最大限活用方法】をお教えいたします。

  1. ぬかに少しばかり塩を足してよくかき混ぜてください。
  2. 密封できるビニール袋やタッパー等に移し、きゅうり、にんじんなどご自分の食べたいお野菜を適宜な大きさにしてぬかに漬け込みます。
  3. 冷蔵庫に保存します。6~12時間程度で美味しく出来上がります!

この活用方法、実は「ぬか床」を自分で作ったことになってしまうので、これを毎夕かき混ぜ、たまにぬかと塩を繰り返し追加してあげれば、半永久的に使えます!

若干反則技な気がしますが、ぬか床キットを買わなくても、漬け物屋さんのぬか漬けをお取り寄せして面倒を見てあげるだけで、おいしいものがずっと食べられるかも…(かも、です。)

ところで、糠漬けはお酒のお供に最適だということをご存知でしょうか?

「ぬか」にはビタミンB類がたくさん含まれています。ビタミンB1は、炭水化物が消化され、体を動かすエネルギーに代わるときに必要なビタミンです。このビタミンB1が不足すると、炭水化物の分解がスムーズに進まなくなってしまいます。炭水化物の分解が滞ると、乳酸やピルビン酸という疲労物質がたまり、結果、日頃から疲れを感じやすい体になってしまいます。

さらに、ビタミンB1が不足することで、食欲不振、手足のしびれ、むくみなどがみられるなど、様々な不調が出てきます。

普段食べている野菜を「ぬか漬け」にすると、「ぬか」の栄養素も野菜に染み込みます。漬ける前の5~10倍になる野菜も中にはあるというデータが出ています。もしかすると、お酒の席の次の日もの「むくみ」は、ビタミンB1不足が原因だったのかも?炭水化物や、アルコールを多くとりすぎるとその分ビタミンB1も必要になりますので、お酒の付き合いが多い現代人のおつまみには、ビタミンB1が多く含まれている「ぬか漬け」を選んでみてはいかがでしょうか!