バキッと割れる食感はまさにクロワッサン。忘れた頃に届いた各メディアで話題の餃子。


《第183食目》
【たれ屋】クロワッサン餃子50個入り(税込2,650円・送料別)

お取り寄せ先の紹介です。
株式会社たれ屋(香川県善通寺市吉原町2895-13)
テレビや雑誌で話題の餃子です。
製造元のたれ屋さんのサイトには、「リピート率90%」「30分で4000個販売」といった派手な宣伝文句が。
ネットで検索すると予約待ち2年とか出てきますね。

今はブームも少し落ち着いたようで、届いたのは注文から7〜8ヶ月後でしょうか。
そもそもネット注文後、受注完了メールといった類のものは一切なし。
何の音沙汰もなく、注文履歴を確認する術すらないので、何ヶ月待ったかさだかではありません。

完全に忘れた頃に見知らぬ番号から電話がきます。クロワッサン餃子の準備ができたと。
到着希望日を伝え、そして届いたというわけです。

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こちらがクロワッサン餃子のパッケージ。

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2段重ねです。

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同梱資料たっぷり。
このあたり通販が得意で、かなり練られているのがわかります。

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袋を開けた状態がこちら。
25個入り。たれは2種類あって、もう一種は別の袋に入っています。

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この2種類。
・酢橘(すだち)と大根のおろし酢醤油

酢(米、酒かす)、醤油[(本醸造)、国産丸大豆、小麦、食塩、アルコール]、大根、酢橘、かつお節(血合抜)、真昆布

・風味豊かな酢醤油

酢(米、酒かす)、醤油[(本醸造)、国産丸大豆、小麦、食塩、アルコール]

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焼く前の餃子がこちら。
作りたてそのままが冷蔵で届きます。

クロワッサン餃子の特徴について(商品ページから抜粋)

焼いた面はサクッ!サクッ!蒸された面はモチッ!モチッ!中身のキャベツはシャキッ!シャキッ!
その理由は、オリジナルレシピ開発に10年。食材選びから調整に4年という、クロワッサン餃子制作者であり、たれ屋代表 木内の偏執的なこだわりでした。
以下、各食材の簡単なこだわり。
①豚肉
→北海道産十勝野ポークのモモ肉と肩ロース肉を贅沢に使用。一般の豚より甘み成分、とろける成分(リノレン酸)が多く口の中でとろける美味しさが味わえます。
②キャベツ
→時期によって常に異なる産地から仕入れる国産のものを使用。
③野菜の加工
→りんごやとうもろこしといった100%天然の成分で作られた無毒・無害の洗浄液で機械を使わず洗浄。不規則な大きさにカットして食感をだし、脱水機にかけ、水分を絶妙なバランスに調節。
④にんにく
→甘味が強く香りが良い最高級品、青森産ホワイト六片を使用。ニンニク特有のニオイを抑える為、独自の製法で2週間ほど熟成。
⑤ネギ
→うどんの町、讃岐で栽培されるネギを使用。香りが良く、雑味が少ないのが特徴。
⑥料理酒
→クロワッサン餃子に入っている料理酒は日本酒の7倍ものアミノ酸を含む。
⑦タレ
→2種類のタレを付けてお届け。1つは、しょうゆたれ。もう1つは酢橘と大根のおろし酢醤油たれ。
⑧皮
→サクサク感、もっちり感、香ばしさ、伸縮性を表現するために、四種類もの特性が違う粉を使用。

原材料も確認しておきましょう。

キャベツ、豚肉、純正ラード、ねぎ、胡麻油、清酒、小麦粉、にんにく、塩、澱粉、胡椒、乳化剤、還元水飴、調味料(アミノ酸等)

それでは同梱資料にありました「絶対上手に焼く方法」に従って、調理していきます。
せっかくなのでご紹介。
①フライパンを軽く温める。中火で。
②サラダ油は小さじ2。中火を継続。

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③餃子はおなかの平らな面が下(10個から20個)。まだ中火。
※羽根が下向きになります。

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④お水またはお湯180ml(粉を落とすように)。まだまだ中火。

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⑤ふたをします。水分がほとんどなくまるまで。最後まで中火です。

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チラッ。
鉄蓋で中が見えないので、確認。もう少し。

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ふっくら良い感じ。
焼き目がキツネ色になっていればできあがり。

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完成です!

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フライパン側はこんがり焼けて堅そうでが、

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反対側はふわっともちっとしています。

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餃子を半分に割って、中身を確認。
大きめにカットされたキャベツとネギが目立ちますね。
しっとりとジューシー。

まずはこのままをいただきましょう。

すごいですね、この皮。本当に。
バキッと音をたてて割れます。
こんな食感の餃子は今まで食べたことがありません。
確かにクロワッサンとも言えますが、カ○ビー堅あげポ○トにそっくり。
焼きすぎたのかもしれませんが。
でも裏はもっちりと柔らかい。

下味はしっかりついているので、そのままで美味しい餃子です。
甘みが強め。これは自慢のキャベツによるものですね。
ネギとニンニクの香ばしさ、豚肉の旨みもしっかりあります。

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次に「風味豊かな酢醤油」につけて。
さっぱりとした酸味のあるたれです。
脂がスッと消えるので、後味さっぱりでばくばく食べられます。

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それから、「酢橘(すだち)と大根のおろし酢醤油」につけて。
こちらはトロッとしたとろみのあるたれ。
餃子にしっかりと絡みます。
すだちの爽やかさと大根の辛み。
先ほどのたれと同様にしっかりと酸味あり。
ベースとなる酢醤油は同じですので、そうなりますね。

どちらのタレもかなり酢が効いています。
目の覚めるような酸っぱさ。
つけすぎるとキャベツの甘みが飛びますので、ほんの少しつける程度がおすすめ。

たれ屋さんの「クロワッサン餃子」、ごちそうさまでした。
焼きたてクロワッサンのパリパリ生地と空気を食べるかのごとく軽やかで、
ひとりで一度に50個はいけそうな餃子でした。
皮のバリッとサクッとした楽しい食感、すっきりと酸味のあるたれ、飽きずに食べられるのはこの2点が大きいです。
中身の餡はキャベツが主役のヘルシーな餃子。
人気が出るのも納得の餃子です。
一度、試してみる価値はあります。

ただ、リピートはしないですね。
餃子は日常食ですから、忘れるほど待たなければいけないというのは、どうも性に合いません。
「食べたい」って前のめりになった時に食べるから美味しいのであって、
「できました!送ります!」だとどうも。
餃子を欲しない、引き気味の時もありますからね。
時期の限られた旬のある食材を除き、主導権はこちらで握っておきたいものです。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★★★☆
パッケージ|★★★★☆
意外性|★★★★★
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★☆☆☆☆
書き手の熱量|★★★★☆
総合評価|★★★★☆

■購入はこちら
クロワッサン餃子(オフィシャルサイト)