ひらがな「あぐー」はJAおきなわの登録商標で指定農場たったの10軒。今回はそうじゃない方のアグー豚をお取り寄せ。


《第164食目》
「【おもろアグー】ロースステーキセット 120g×4枚(税込3,800円・送料込)」

お取り寄せ先の紹介です。
農業生産法人  株式会社おもろ牧場(沖縄県国頭郡国頭村字安田627-30)

おもろ牧場は豊かな自然環境に恵まれた沖縄県の北部・国頭村安田(くにがみそん・あだ)にあり、その広さは約29,000坪です。 この牧場で、沖縄在来豚アグー種である「おもろアグー豚」を放牧しています。
おもろ牧場(おもろ企画グループ)では、食品残さを利用した発酵飼料を使用、独自のリサイクルシステムを確立しています。 生産飼育から販売まで自社で一貫して取り組むことで、安心・安全に美味しく、そしてヘルシーに食べることの出来る琉球在来豚「おもろアグー」ブランドを 作り上げることができました。

JAおきなわが持つ「商標」のからみで、表記が複雑になっているアグー豚。
琉球新報の記事がわかりやすいので、ご覧ください。

市場で「アグー」や「あぐー」と表記・呼称されて販売される豚肉は、アグーの純血種と、アグーに西洋種を掛け合わせた交雑種「アグーブランド豚」の2種類がある。

沖縄県アグーブランド豚推進協議会のページにはこうあります。

現在流通しているアグーブランド豚の豚肉は、アグーの雄と西洋豚の雌を交配したものやアグー同士を交配したものがあります。交配するメス豚は農場毎に異なります。

※アグーブランド豚指定の10農場。交配パターンがちゃんと掲載されています。

どうやらメスに違いがあるようですね。
以前、「紅あぐー」というアグーブランド豚指定生産農場の商品をお取り寄せしましたが、これは「アグー(オス)×ランドレース(メス)」の交配でした。
お肉はとても美味しかったですが、アグー同士ではなかったわけです。

今回、お取り寄せした「おもろアグー」、
オフィシャルサイトや商品ページに交配パターンは出ておりません。
純血なのでしょうか。

アグー豚、複雑でよくわからないですが、美味しければそれで良しとしましょう。

外箱がこちら。
沖縄っぽいです。

ロースステーキ120gが4枚入り。

袋から取り出してみました。
厚みがあって、きれいな色したお肉です。

筋切り済み。

軽く塩と胡椒を振って、焼きます。

前回の「紅あぐー」と同様に、これもすごい脂。
透明でサラッサラ。

グリル野菜と一緒に盛り付け。

それでは、食べてみましょう。

脂がうまいですね。
柔らかくて甘みがあって、すっきりしています。
肉質はきめ細かく、噛みごたえあり。
旨みもあって、とても良い味のお肉です。

「おもろアグー」、美味しかったです。
が、前回食べた「紅あぐー(第149食目アレンジ)」の方が上ですかね。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★☆☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★★☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★☆☆
リピート可能性|★★★☆☆
書き手の熱量|★★★☆☆
総合評価|★★★☆☆

■購入はこちら
おもろアグーロースステーキ(オフィシャルサイト)
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