厚めの皮と特製ラー油がうまい。中華世界大会金メダルを受賞したシェフが作る餃子をお取り寄せ。


第266食目:【蓮月】手づくり焼き餃子(税込1,080円・送料別)

●お取り寄せ先:蓮月-南青山手作り餃子工房(東京都港区赤坂5-2-40 岡本ビル1階)

中国料理チャンピオンの品川シェフがプロデュースする餃子。

「蓮月」の餃子は、2012年に中華世界大会金メダルを受賞した品川シェフのプロデュースの元で、1つ1つ手づくりしています。
品川シェフは、修行時代に究極の餃子を求め、中国東北地方に滞在し、本場中国人に囲まれ中国料理を修行した経歴を持ちます。店の立地でなく「美味しさ」で勝負したいと「わざわざ見つけて来店いただく場所に店を出した」という程、餃子の美味しさに誇りを持つ餃子の匠です。

南青山にあるお店が人気のようです。
亜細亜割烹 蓮月(東京都港区南青山1-23-7 Grange南青山101)

現在、ネット通販で購入できるのは今回お取り寄せした「手づくり焼き餃子」のみ。
「羊肉水餃子」という商品もあるのですが、残念ながら売り切れ状態で購入できませんでした。

東京都南青山の餃子専門店「蓮月」から届いた手づくり焼き餃子のパッケージ
こちらが「手づくり焼き餃子」のパッケージです。

蓮月の「手づくり焼き餃子」が入った箱・特製ラー油・チラシ
同梱資料の「挨拶文」と「餃子の作り方レシピ」、それから特製の「ラー油」。

透明ビニール袋の中のトレーに入った蓮月の「手づくり焼き餃子」10個入り2セット
1セット10個入り。
今回は2セット注文しました。


ここで「手づくり焼き餃子」の特徴について確認しておきましょう。

●蓮月の「手づくり焼き餃子」(商品ページより)

【餡】餡は全ての素材を品川シェフ自らが厳選した国産素材を使用。最適な野菜と肉のバランス を試行錯誤し、遂に肉1、野菜1.5 の黄金比率に辿り着きました。肉、野菜、調味料の調合の順序も「蓮月」オリジナル。シンプルな素材と味付けで、ほんのりと少し甘い、上品であっさりヘルシーな餡です。
【皮】皮は、こだわりの手延べ皮で、1枚1枚、店内で毎日作っています。焼き上げたときに、「カリッともっちり」した独特の食感を生み出すのも、手延べのオリジナル皮があるからこそなのです。
【包】餃子を包む際の、「形」、「ひだの厚さ」にもこだわり続け、改良を続けた結果、餡がギュッと詰まった「ぽっちゃり型」に辿り着きました。ほのかな甘みと上品な旨味を手包みでギュッと閉じ込めます。

●原材料

豚ひき肉、キャベツ、白菜、ニラ

「商品ページ」にも「パッケージ」にもこれだけしか書かれていません。
が、特徴にある【餡】の部分に調味料の調合という記載がありますので、
いくつかの調味料を使用していることに間違いありません。


ここからは「手づくり焼き餃子」の調理工程を。

フライパンに並べた冷凍状態の蓮月の手づくり焼き餃子10個
冷凍状態ままの餃子をフライパンに並べます。

蓮月の手づくり焼き餃子10個が入ったフライパンに水を入れる
水を入れて、

コンロの上にある蓋をした鉄のフライパン
水がなくなるまでふたをして待ちます。
鉄蓋は中が見えないので音で判断。
※同梱資料の餃子の焼き方レシピでは「テフロン加工のフライパンと中身が見えるふた」をおすすめしています。
そりゃそうですね。タイミングを間違えば黒焦げになりますので。

水分を吸ってふっくらとしたフライパンの中の餃子10個
良い感じに蒸しあがりました。

フライパンの中で焼きあがった蓮月の手づくり焼き餃子10個
ふっくらとした美味しそうな餃子。

焼き目を上にして皿に盛り付けた蓮月の手づくり焼き餃子10個
焼き目もきれいです。


ここからは実食レポート。

焼き目を上にして皿に盛り付けた蓮月の手づくり焼き餃子10個・ビール・タレ・箸
とりあえずビールをグラスに注いで。

餃子タレに入れる前の容器に入った蓮月の特製辣油
特製のラー油を、

【特製辣油】薬膳に精通した品川シェフが調合した13種の薬膳(八角、山椒、茴香、桂皮、黒胡椒、高良姜、陳皮、豆、クミン、丁香、生姜、甘草、山奈)、鷹の爪、ネギ、ニンニクを熱して漬け込んだ、特製辣油でお召し上がりいただきます。香り豊かな辣油が餃子の旨みを引き立てます。

餃子タレに蓮月の特製ラー油を入れる
別に用意した餃子タレにかけます。

餃子のたれに箸でつまんだ蓮月の手づくり焼き餃子1個をつける
それではいただきます。

箸でつまんだ蓮月の手づくり焼き餃子1個
この餃子は皮がおいしいですね。
厚みがあってもっちり。でも焼き目の方はバキッと割れるような食感。
この対比が素晴らしい。
小麦の風味をしっかりと感じられる皮。とても良いです。

半分に割って中身が見える蓮月の手づくり焼き餃子1個、餡がぎっしりと詰まった半分に割った餃子
中の餡はこのようにぎっしりと具が詰まっています。
下味がしっかり付いているので、そのままいけます。
キャベツと白菜の甘み、肉の旨味、調味料の味わい。
中華系調味料など色々使っているのでしょうが、素材の味を活かしたやさしい味付け。
でも濃厚でコクがあります。

半分に割った蓮月の手づくり焼き餃子にタレをつけて箸で持つ
特製のラー油、これがすごい。
香りが良くて、ピリリと辛い。
餃子がおいしくなっちゃって、ビールがすすみます。
本当は白飯が食べたかったのですが、最近のレポートがご飯ものばかりなので今回は控えました。

蓮月さんの「手づくり焼き餃子」、ごちそうさまでした。
中華世界大会金メダルのシェフが作る餃子、さすがの美味しさです。
個人的には皮とラー油が他と比べると特に素晴らしく感じました。
厚めの皮にぎっしりと詰まった餡、食べ応えも十分です。
おすすめします。


【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★☆
ギフトにぴったり|★★★★☆
リピート可能性|★★★★☆
書き手の熱量|★★★★☆
総合評価|★★★★☆


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