第281食目:有機毛豆枝豆【通販サイト:浦田農園/山形県】をお取り寄せ。


●商品名:有機毛豆枝豆(基本セット6袋)
●通販サイト:浦田農園(山形県東置賜郡川西町大字玉庭4982-4)
●価格:税込2,500円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:期間限定(9月中旬〜下旬)

お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先:浦田農園(山形県東置賜郡川西町大字玉庭4982-4)

お米と枝豆、もちとうもろこしの3つが我が家のメイン作目です。
現在、7haほどの田畑を借りて耕作しています。有機栽培を主体とし、最低限の農薬を取り入れた栽培をしています。田んぼは3ha強。有機栽培と特別栽培の二本立て。2008年には、お米の食味コンクールの品種部門(はえぬき・ひとめぼれ・さわのはな部門)で金賞を頂きました~\(^-^)/
畑の大部分は、枝豆。H16年より第三者機関の認証を受け、有機JASを取得しています。夏の枝豆ではなく9~10月のコッテリ濃厚な枝豆が うちの看板です。うちの枝豆を食べると他のが食べられなくなるという苦情をよくいただきます。

浦田農園さんが農業を営む山形県東置賜郡川西町は内陸部の南部に位置し、日本三大和牛に数えられる「米沢牛」で有名なエリアです。
栽培している枝豆は以下の4品種。

  • 茶豆(8月末)
  • 黒五葉(9月中旬)
  • 毛豆(9月中下旬)
  • 秘伝(9月末頃〜10月上旬)

「秘伝」なる枝豆に惹かれたのですが、10月は兵庫県丹波地方の枝豆を予約していたこともあり、今回は「毛豆」にしてみました。

ちなみに山形県の枝豆と言えば「だだちゃ豆」が有名です。
《第272食目:白山村産だだちゃ豆》
それが栽培される庄内地方は日本海側に近く、浦田農園とは少し離れた位置関係になります。

今回購入した「有機毛豆枝豆」、詳しく紹介していきます。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

山形県の浦田農園から届いた「有機毛豆枝豆」6袋・リーフレット、通販・お取り寄せ枝豆
こちらが「有機毛豆枝豆 基本セット(6袋)」です。
リーフレットにあるご家族の写真がとても良い感じ。
この写真だけでまた買いたくなるほどです。

山形県の浦田農園から届いた「有機毛豆枝豆」250g入り1袋、通販・お取り寄せ山形県の枝豆
枝豆専用の鮮度保持袋に入っています。
1袋は250g入り。
今回の6袋だと1.5kgにもなりますね。
購入可能な単位としては他にも【3・10・15袋】がありました。

商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。

浦田農園の枝豆「毛豆」の特徴について(商品ページ及び同梱資料より)

ここ玉庭は、昼夜の寒暖差が大きく、朝霧が多い地域です。夜温が冷えると、甘みが増します。
昼に栄養を貯め夜は消費するのが植物の生理。夜の気温が低いと、無駄な消費が少なくなります。
昼 貯めて、夜 節約。栄養とともに美味しい成分がギュッと閉じ込められます。
農薬・化成肥料を使わずに、じっくり手塩にかけて育てています。

莢の産毛が多く、見た目の悪さから市場に出回らない幻の枝豆です。
柔らかい食感に、濃厚な風味。パンチのある旨みは随一。
くっきりした甘みと力強いコク、重厚な味わいを求める方にもっともオススメの品種です。

ちなみに、「毛豆」という名称では青森県のブランド枝豆「青森毛豆」が有名です。

「毛豆」(けまめ)とは、字のごとく、サヤに茶褐色の毛が目立つことからその名がついたと言われています。青森県の津軽地方を中心に代々農家で受け継がれる枝豆の在来品種です。多くが地元だけで消費され、県外へ出回らなかったため、幻の枝豆と呼ばれていました。
毛豆のルーツには謎も多いですが、味の良さから長年親しまれています。
今では津軽地方の秋の風物詩となっています。
※引用元→「毛豆」:えだまめ日和(枝豆の総合情報サイト)

いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。

山形県の浦田農園から届いた有機毛豆枝豆1袋250gをザルにあける、ザルに盛られた毛豆枝豆
1袋を開けて竹ざるに盛った状態がこちら。
遠目からでも毛の多さがわかりますね。

山形県の浦田農園の有機毛豆を接写、産毛が見える毛豆
産毛がよく見えるように接写してみました。
普通の枝豆に比べるとびっくりするくらい剛毛です。
毛にも勢いがあります。
新鮮な証拠ですね。

ここからは調理しながら実食レポートです。

雪平鍋の中で沸騰したお湯に枝豆を入れる、浦田農園の毛豆枝豆をお湯で茹でる
まずはたっぷりのお湯で茹でます。
「美味しい茹で方」については同梱資料に記載があります。

雪平鍋で茹でる枝豆、浦田農園の毛豆枝豆を茹でる
熱湯に塩と枝豆を入れたのち、強火で3分ほど。

器に盛られた茹で枝豆とビール
あっという間に出来上がりです。
ビールもスタンバイ。

茹でた毛豆枝豆・一つだけさやを割って2粒の豆が見える
さやを割ると鮮やかな緑色の豆が出てきます。
剛毛で荒々しい外見からは想像もできないほどいにきれいな豆。
ツヤッツヤです。

さやの中の豆が見える状態で皿に並べた茹でた毛豆枝豆
あまりにきれいだったので皿に並べてみました。
ふっくらとした立派な豆です。

それではいただいてみましょう。

茹で時間によるのかもしれませんが、食感がとても良いです。
コリっと言うかポリっと言うか。
どちらにしてもかなり好みな仕上がり。
味も大変良いです。
強い甘みとコク。
香りも含めてですがトウモロコシにとてもよく似ています。
とにかく美味です。

カセットコンロの上のご飯土鍋
次は枝豆ご飯を作ります。

土鍋で炊く前の枝豆ご飯、水に浸した米と枝豆
熱湯でサッと茹でた枝豆をたっぷり投入。

土鍋で炊いた毛豆枝豆のご飯、湯気がのぼる炊きたての枝豆ご飯
炊けました。

毛豆枝豆のご飯を飯碗に盛り付け、枝豆ご飯と箸
飯碗に盛り付けるとこんな感じ。
毛豆枝豆のご飯、めちゃくちゃうまいです。

毛豆枝豆とエビとネギの炒め物、浦田農園の毛豆
最後は海老とネギと一緒に炒めました。
味付けは塩コショウだけでシンプルに。
枝豆とエビは本当に相性が良い。
ご飯のおかずにもお酒のつまみにもぴったり。

浦田農園さんの「有機毛豆枝豆」、ごちそうさまでした。
毛深くて荒々しい感じの外見とは裏腹に中から出てくる豆の美しいこと。
このギャップにやられました。
旨み・甘み・香り・食感、全体的な味わいも抜群。
とても素晴らしい枝豆です。
また食べたいと思える逸品。
おすすめします。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★☆
コストパフォーマンス|★★★★☆
見た目|★★★★☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★★☆
ギフトにぴったり|★★★★☆
リピート可能性|★★★★☆
書き手の熱量|★★★★☆
総合評価|★★★★☆

最後に点数をつけて評価。

浦田農園(山形県)の「有機毛豆枝豆」

さやの産毛が多い市場にはほとんど出回らない幻の枝豆。柔らかい食感で濃厚な風味と旨みとトウモロコシに似た香りのある美味しい枝豆。

※季節限定商品です。9月中下旬。