まろやかな味が特徴の【辛子明太子】。食べ比べは6社目。


《第60食目》
「博多あごおとし【箱入】90g(税込1,080円・送料別)」
「博多あごおとし(辛口)【箱入】90g(税込1,080円・送料別)」
ネーミングが良いですね。これだけで買いたくなります。

《明太子部門:エントリーNo.6》
「博多あごおとし90g」
⇒博多まるきた水産株式会社(福岡県福岡市)

特徴について(商品ページより)

辛子明太子「博多あごおとし」。これは一口食べた時のあまりの美味しさにあごが落ちた、という意味でつけられたもの。あごが落ちるほどおいしいと言われる明太子に仕上げるまで、魚匠庵は幾度も改良を重ねてきました。原料となる卵は、オホーツク、ベーリング海で水揚げされたスケトウダラのもの。船上ですぐに捌き、選ばれたもののみを急速冷凍。新鮮なまま工場へ届けられます。なめらかな卵の粒感とまろやかな卵の旨みは、この迅速な作業があるから。こうして厳選された素材のみが美味しい辛子明太子に生まれ変わります。
唐辛子のピリリとした辛さが特徴の辛子明太子ですが、ただ辛いだけでは本当の辛子明太子とは言えません。卵の風味とまろやかさを生かしつつ、ピリッとパンチの効いた辛さが上手に合わさってこそ、美味しい辛子明太子だと言えます。魚匠庵の博多あごおとしは、厳選した塩で作った塩水に漬け込み塩処理をし、頃合いを見て数種類の唐辛子をブレンドしたこだわりの辛子調味液に漬け込みます。口に入れた瞬間、ぱっと広がる卵の風味と旨み。そして数秒後にじわっとくる辛味。この二つが奏でる「味のリズム」こそが、多くの人に愛される博多あごおとしの美味しさなのです。

包装紙をはずすと、中から木目調の箱が出てきます。

まずは、通常タイプから見ていきましょう。

2本入りで1本当たり45g前後。
一般的なサイズです。

ツヤがあって、ぷっくらと張りのある明太子。

使われている原材料も確認しておきましょう。

すけとうだらの卵(ロシア又はアメリカ)、発酵調味料、食塩、デキストリン、唐辛子、たん白加水分解物、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビトール)、酸化防止剤(ビタミンC)、ナイアシン、発色剤(亜硝酸Na)

海外産の原卵にしては、小ぶりで粒は小さめです。

いただきます。

他の明太子に比べて、とてもまろやかですね。
口当たりがクリーミー(クリームのように柔らかでなめらかなさま)。
そう感じる要因は二つ。
一つは、粒が小さめでプチプチ主張し過ぎず、口の中になめらかに広がる事。
もう一つ、辛み・甘み・塩気のバランスが良い事。
それらがよくまとまり、旨みとコクのあるやさしい味に仕上がっています。

これはとても食べやすい明太子だと思いますよ。

続いて、「あごおとし(辛口)」

3本入り、1本当たり30gほど。
これは小さいです。

原材料は通常タイプと同じ。
違いは、少し多めに唐辛子が降りかかっている程度。
それと調味液が少なめで、固めの仕上がり。

辛みが増しつつも、まろやかさは変わらず。
美味しいです。

コスパも確認しておきましょう。
100g当たりの金額は、1,200円(税込本体価格)。
6社食べ比べ中、上から2番目の高さです。

さて、【辛子明太子】の買い推奨順(6社終了時点)ですが、

味の明太子【ふくや】昆布漬け辛子明太子(雷)【かば田】伝統(無着色)【やまや】博多あごおとし【博多まるきた水産】>辛子めんたい【福さ屋】無着色明太子(樽)【かねふく】

となります。

食べ比べ企画、まだまだ続きます!


【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★☆☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★★☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★☆☆
リピート可能性|★★★☆☆
書き手の熱量|★★★☆☆
総合評価|★★★☆☆


博多まるきた水産(福岡県)の「博多あごおとし」

明太子の美味しさは、原卵の味で決まります。その原卵の美味しさを最大限引き出す秘伝の調味液と手間を惜しまない製法が、「博多あごおとし」のおいしさの秘密。「博多あごおとし」は、平成7年に行われた全国水産加工品総合品質審査会において名誉ある農林水産大臣賞を受賞。