イワシの魚醤で漬け込んだコクありの【辛子明太子】。食べ比べは5社目。


《第57食目》
「辛子めんたい135g(税込1,620円・送料別)」
味付けは好きなほうです。

それでは、いってみましょう!

《明太子部門:エントリーNo.5》

「辛子めんたい135g」
⇒福さ屋株式会社(福岡県福岡市)

特徴について(商品ページより)

11月~4月の寒冷期で獲れた助刀鱈(たらこ)をひと腹ひと腹、丹念に吟味し、色目や粒子感(ツブツブ感があるか)また、福さ屋の基準適合したたらこ【真子】のみを使用しています。
辛子明太子の味を決定づけるのが、漬け込み作業。この漬け込み時に使用する調味液にもこだわっています。その調味料とは、魚肉(イワシ)を使用した魚醤です。福さ屋の魚醤は、魚を塩とともに漬け込み、自己消化、好気性細胞の働きによって発酵させたものから出た液体成分です。魚の動物性タンパク質が分解されてできたアミノ酸とペプチドを豊富に含むため、化学調味料を減らすことができ、コクのある辛子明太子に仕上がります。
商品には完熟した唐辛子のみを使用しています。完熟した唐辛子は、キレのある辛味と風味に加え、甘味があるのも特徴です。その唐辛子を使うことにより、辛子めんたいの味を引き立たせています。
香辛調味液の中で三昼夜熟成させます。

多くのお客様から「ほど良く辛くて美味しい」とご好評いただいております。

要約すると、
「厳選した真子」、「イワシの魚醤を使った調味液」、「完熟唐辛子」
この3つですね。

パッケージです。

5本入って135g。
1本当たり27g前後ですので、小さいですね。
他社のほとんどは40g〜。
たらこ食べ比べの10社、明太子5社(現時点)の中で最小サイズ。

使われている原材料を確認しておきましょう。

すけとうだらの卵巣(北海道)、食塩、唐辛子、発酵調味料、かつおエキス、魚醤、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、ナイアシン、着色料(赤3・赤102・黄5)、発色剤(亜硝酸Na)

原卵は北海道産ですね。
食べ比べ5社目にして、初めての国産。
小さいのもうなずけます。

キリッと立つくらいの調味液への浸かり具合。

いただいてみましょう。

ほどよく辛く、まろやかでコクのある味付け。
ほんのりとした甘み。
万人受けする明太子ですね。

粒は小さいので、プチプチ感はさほど感じられませんが、
ご飯によく馴染みます。

ただ一つ、気になったのは、
皮が厚いこと。

噛み切れずに残ってきて、最後は飲み込みました。
薄皮で皮自体の存在感がほとんどない明太子・たらこが多かったので、
余計に気になってしまいました。

コスパも確認しておきましょう。
100g当たりの金額は、1,200円(税込本体価格)。

5社食べ比べ中、上から2番目の高さです。

さて、【辛子明太子】の買い推奨順(5社終了時点)ですが、

味の明太子【ふくや】>昆布漬け辛子明太子(雷)【かば田】>伝統(無着色)【やまや】>辛子めんたい【福さ屋】>無着色明太子(樽)【かねふく】

となります。

食べ比べ企画、まだまだ続きます!


【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★☆☆
コストパフォーマンス|★★★☆☆
見た目|★★☆☆☆
パッケージ|★★★☆☆
意外性|★★★☆☆
ギフトにぴったり|★★★☆☆
リピート可能性|★★★☆☆
書き手の熱量|★★★☆☆
総合評価|★★★☆☆


福さ屋(福岡県)の「辛子めんたい」

新鮮なタラコを魚醤を加えた独自の香辛調味液にじっくり漬け込んだ、うまみと辛さが絶妙な味わいを織り成す辛子明太子。