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お取り寄せ先を紹介します。

●お取り寄せ先：【神宗（かんそう）】（大阪市中央区高麗橋3-4-1）

神宗の歩みは、天明元年（1781年）、初代・神嵜屋宗兵衛が大坂・靭（うつぼ）に海産物問屋（三町問屋）を構えたことから始まりました。
屋号は店主の「神」嵜屋「宗」兵衛から「神宗」と称しております。
いま皆様にご愛顧いただいております品々の原型が創り出されたのは、その後、嘉永年間 に京町堀（元ざこば）へ移った頃。以来、海産物問屋として鍛え上げた材料を選ぶ眼と極め尽くした技、品質への妥協を許さない高い心意気を連綿と伝え継いでまいりました。
北海道道南産の天然真昆布だけを使い、独自の加工法を用いた塩昆布をはじめ、鰹昆布、ちりめん山椒、鰹田麩などいずれも、品質と味覚の向上に日々精進を重ね、いつも一番おいしい味をお客様にお届けしております。

創業230年以上の大変な老舗。
商品を紹介する前にオフィシャルサイトで「神宗」さんのこだわりを確認してみてください。
→神宗のこだわり
原材料・作り方・包装にいたるまでたくさんのこだわりがあり、きちんと公開されています。
素晴らしい姿勢です。

そんな神宗さんからいくつか商品をお取り寄せしてみました。
→《第289食目：塩昆布》
→《第311食目：卵かけご飯がおいしい詰め合わせ》
今回は「ちりめん山椒」を紹介していきます。

届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。

届いた「ちりめん山椒90g」のパッケージがこちら。
クリアパックに入っているのが特徴的です。

平成18年（2006年）、衛生面と外から賞味期限が見えるよう単品商品をクリアパックに入れています。

確かにかなり衛生的。
輸送中に異物混入や本体が破損する心配はなさそうです。

クリアパックから取り出すとこんな感じです。

商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。

神宗の「ちりめん山椒」の特徴について

こちらもオフィシャルサイトをぜひご覧ください。
京都で生まれた「ちりめん山椒」、それと大阪の違い、そして神宗さんのこだわりがよくまとまっています。
→神宗のちりめん山椒
要約すると、

• 京都は小ぶりのじゃこを選ぶ傾向が多いのに対し、神宗は大ぶりのじゃこを使用。
• 京都は煎り炊きでじゃこの歯ごたえを残しバラバラした感じに仕上げるのに対し、神宗はじっくりと釜で炊き込み。しっとりと甘くて柔らかな仕上がりに。

原材料

ちりめんじゃこ、砂糖、しょうゆ（小麦・大豆を含む）、天然真昆布、山椒、清酒、醸造酢、煮干、鰹節、食塩

いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。

1袋90gを小鉢にあけました。

じゃこの大きさも色も仕上がり具合も、以前京都からお取り寄せしたものと比べると確かに違いますね。

→《第203食目：ちりめん山椒（季節料理 門）》
→《第235食目：チリメン山椒（はれま）》

じゃこは大きくて醤油の色が濃く、しっとりと重みのある感じ。
京都のものはパラパラとした軽やかさがありました。

ここからは実食レポートです。

炊きたてのご飯にのせて、

いただきます。

大きさの揃ったじゃこの口当たりはとても柔らか。
甘辛の味付けがとても良いです。
昆布や鰹節でだしを引いてから炊き上げるので、旨みがしっかりとあります。
自宅では作れそうにない、短時間ではまず出ないであろう味。
大変美味です。
山椒もしっかりと存在。
ピリリとした控えめなしびれと香りのアクセント。

神宗さんの「ちりめん山椒」、ごちそうさまでした。
上品な甘辛味のちりめんじゃこの佃煮です。
京都の「ちりめん山椒」に食べ慣れている方も、異なるタイプとして楽しんでみてはいかがでしょう。
おすすめします。

最後に点数をつけて評価。

【食通きどりレビュー】
美味しさ｜★★★★☆
コストパフォーマンス｜★★★☆☆
見た目｜★★★☆☆
パッケージ｜★★★★☆
意外性｜★★★★☆
ギフトにぴったり｜★★★★☆
リピート可能性｜★★★☆☆
書き手の熱量｜★★★☆☆
総合評価｜★★★☆☆

●購入はこちら

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