第342食目:北海道産《活》花咲ガニ2尾1.3kg前後【通販サイト:北釧水産/北海道】をお取り寄せ。
●商品名:北海道産《活》花咲ガニ2尾1.3kg前後
●通販サイト:カネキタ北釧水産株式会社(北海道釧路市星が浦南2丁目6番10号)
●価格:税込5,550円/送料別
●配送温度帯:冷蔵
●販売期間:数量・期間限定
もくじ
お取り寄せ先を紹介します。
●お取り寄せ先:カネキタ北釧水産株式会社(北海道釧路市星が浦南2丁目6番10号)
北海道の釧路で活蟹専門店を営む北釧水産。毛ガニ、かにしゃぶ、極上旬の魚介などをお届けします。自社でゆで上げた極上の蟹(毛ガニ、タラバガニなど)国内製造にこだわる「かにしゃぶ」など販売。
北釧水産さんの商品は過去に何度も紹介しています。
- 《第28食目:たらこ》
- 《第55食目:手造り【生】いくら醤油漬》
- 《第58食目:最高級釧路昆布森産活〆時鮭切り身3切入》
- 《第59食目:北の番屋の味 石狩鍋セット》
- 《第208食目:道東産「寒」真鱈の切り身とたち(白子)鍋セット・アラ付き》
- 《第209食目:漁師町のいくら昆布醤油漬》
- 《第255食目:厚岸中嶋孝志さんの生食用「特大殻付牡蠣」10個》
- 《第325食目:最高級えぞばふん生うに(北方四島産)》
- 《第336食目:北海道利尻産えぞばふんうに》
どの商品も美味しくてハズレなし。
北海道の新鮮な海産物が食べたくなったら、購入先の候補として真っ先に浮かぶお店です。
そしてご紹介するのは、入荷ごとに尾数限定で販売される「北海道産《活》花咲ガニ2尾1.3kg前後」。
購入時に《活(生きたまま)》、または《ゆでたて・未冷凍》を選択することができます。
→《活》:滅多にお目にかかれない希少な花咲蟹の蟹刺しなどを自宅で味わえる。
→《ゆでたて・未冷凍》:プロが熟練の技で朝茹でしたものを当日発送。到着後すぐに味わえる。
今回は《ゆでたて・未冷凍》を選んでお取り寄せしてみました。
それでは詳しく紹介していきます。
届いた商品のパッケージや同梱資料を確認しておきましょう。
「北海道産《活》花咲ガニ2尾1.3kg前後」はこちらの発泡スチロール箱に入って届きました。
箱を開けると2種類のリーフレットが出てきます。
・かにのさばき方
・花咲ガニの料理レシピ
レシピには3品紹介されていました。
【花咲ガニの蟹味噌ディップ/タラゴンクリームソース/殻で作る鉄砲汁】
《朝ゆで・未冷凍》には「ボイル」シールが貼られています。
ようやく出てきました。
2尾の「花咲ガニ」。
商品のこだわりや原材料を確認しておきましょう。
北釧水産の「北海道産《活》花咲ガニ」の特徴について(商品ページより抜粋)
蟹のプロが厳選する「活」花咲ガニを期間限定で。
蟹通の方にはおなじみの花咲がに。
現在はとても水揚げが少なく、10年前の10分の1も水揚にならない非常に貴重な蟹です。
また、その中でもボイル冷凍での流通が多い中、活(生きたまま)、茹でたて未冷凍の花咲ガニを味わえるのは本当に貴重で、限られた期間だけのお楽しみです。
他の蟹にくらべ濃厚なコクと甘み、海老のようなぷりぷり食感が特徴。【ゆでたて・未冷凍について】
朝茹でてお届けする花咲ガニは、こだわりの茹で加減で、100%弊社で茹でた花咲ガニだけをお届けしています。
仕入れた花咲ガニは、一旦泥を吐かせる為の専用の水槽に入れ、きれいな状態にしてから別の水槽に入れ活力をつけ、その中から特に身入りの良い物を選りすぐり茹で上げ。
一般的な茹で花咲ガニより塩分控えめに茹で上げ、花咲ガニの甘さと濃厚なコクを最大限引き出しています。
塩分を抑えていても旨味がある理由、それは一度に大量に茹でること。
北釧水産の花咲ガニは、大釜で大量に茹でる事により、たくさんの蟹の旨味エキスが茹で釜の中でにじみ出て、それぞれの蟹の中にその旨味エキスが染み渡ります。
茹で上がった花咲ガニは、素早く丁寧に洗い、表面の汚れを取ると共に、身を引き締めます。
一つ一つの工程を丁寧にする事。
これが美味しい花咲ガニを茹で上げる一番の事と思います。
商品情報
花咲蟹/産地:北海道(昆布森・白糠)
2尾で1.3kg前後
※オス・メス混み(オスだけ、メスだけ、オス・メス混みになる場合があります。オス・メスはお選び頂けません。)
いろんな角度から素材の状態を見ていきましょう。
鮮やかな朱色の立派な花咲ガニ。
お祝いの席にぴったりの見た目ですね。
冷凍物にはありがちの脚が折れているなんてこともありません。
非常に素晴らしい状態で届きました。
一応、計量してみることに。
2尾で1,220gもありました。
重量はゆでる前の重さです。ゆで上がりは活の重さの75%前後になります。
商品ページに記載の「2尾で1.3kg前後」の表記からすると、もう少し小さくて軽いものでも許容範囲。
とても良心的なお店です。
花咲ガニをひっくり返してみました。
今回はラッキーなことに、オス(右)・メス(左)が1尾ずつ入っていました。
オス・メス混み(オスだけ、メスだけ、オス・メス混みになる場合があります。オス・メスはお選び頂けません。)
メスのふんどし(まえかけ)を開けると「外子」たっぷり。
もちろん「内子」も入っています。
ここから花咲蟹を解体していきます。
花咲蟹はタラバガニ同様に「ヤドカリ」の仲間です。
ハサミを除いた脚の数は3対。
殻は硬くてトゲも鋭いので、解体するときは怪我をしないように注意しましょう。
写真は脚を切り離した状態です。
次に甲羅を裏返して、ふんどし(前掛け)を剥がします。
花咲ガニの旨味を含んだ茹で汁もたっぷりと出てきました。
外子と内子はこんな感じ。
めちゃくちゃ美味しそうです。
脚は食べやすいように片側の殻をカット。
写真右奥でぼやけているのは「肩肉」の部分です。
これで食べる準備が完了。
ここからは実食レポートです。
まずは「脚肉」から。
ご覧の通り、殻の中にはぎっしりとカニ肉が詰まっています。
身入りはとても良いですね。
それではいただきます。
花咲ガニは食感が「エビ」に似ていると言われますが、まさにその通り。
茹でた海老のプリプリ感。
ツルツルとした表面の感触も似ています。
それでも噛むとやはり「カニ」。
小さなタラバガニって感じですが、それよりも味が濃くてめちゃくちゃうまい。
控えめな塩の加減が抜群で、花咲ガニの甘みとその旨さを存分に味わうことができます。
はっきり言って、感動するレベルの美味しさ。
「カニ通が唸る」と言うだけあります。
半分に割ったらこんな感じです。
ズワイガニや毛蟹のような細い筋肉繊維に比べると、太くて噛み応えがあります。
脚の先にも身がぎっしり。
「爪肉」も最高。
冷凍物と比べると未冷凍(ゆでたて)はみずみずしさが違います。
ふっくらしていて、噛むほどに旨みを含んだジューシーなゆで汁が溢れ出てきます。
「外子」。
プッチプチの食感。
酢醤油やマヨネーズをお好みでかけて食べるのがおすすめだそうです(リーフレットより)。
でも、そのままを味わいました。
塩加減が抜群なので、食べ切るのはあっという間です。
そして、「内子」。
花咲ガニの旨味を凝縮したような存在。
日本酒の肴に最高。
肩肉を取り外した「甲羅」の中身を集めた状態です。
「カニ味噌」らしきものは特に見当たらず。
ほぼ白い塊(蟹の血液が凝固したもの)のみでした。
ヤドカリ科のタラバガニや花咲蟹の「カニ味噌」は、一般的にあまり食べないようです。
茹でる際に流れてしまうことが多く、ズワイガニや毛ガニに比べると味も落ちるそう。
この部分(蟹の血液が凝固したもの)を食べる人は少ないかもしれません。
カニの旨味とやさしい塩味が付いた塊。
プルプルと柔らかな食感で、美味。
こちらはほぐした「肩肉(1尾分)」。
チャーハンやパスタの具材にするのも良いかもしれません。
が、料理に回す前に完食。
うますぎです。
花咲蟹の「殻」からはとても良い出汁が取れます。
おすすめの食べ方として同梱レシピに記載されていた「鉄砲汁」を作りました。
見た目がゴージャスな美味しい味噌汁です。
「かに飯」も作りました。
殻から取った出汁を使って米を炊き、身は最後に乗せただけ。
花咲ガニの旨みを吸ったご飯と濃厚な味わいの脚肉を堪能。
北釧水産さんの「北海道産《活》花咲ガニ2尾1.3kg前後」、ごちそうさまでした。
プロの目利きによる質の良さと熟練の技による味の良さ。
本当に唸るほど美味しい蟹でした。
この味は三大蟹(タラバ・ズワイ・毛ガニ)にも負けていません。
モノによっては圧倒的にこちらに軍配が上がるでしょう。
味・品質に間違いがなくて見た目の豪華さもありますから、お中元やお歳暮などの贈り物としても喜ばれるはず。
今回紹介した《活・ゆでたて》は入荷次第の限定販売ですが、《急速冷凍》したものは通年販売しているようです。
花咲蟹を食べたことがない方は、ぜひ味わってみてください。
本当に強くおすすめします。
最後に点数をつけて評価。
【食通きどりレビュー】
美味しさ|★★★★★
コストパフォーマンス|★★★★★
見た目|★★★★★
パッケージ|★★★★☆
意外性|★★★★★
ギフトにぴったり|★★★★★
リピート可能性|★★★★★
書き手の熱量|★★★★★
総合評価|★★★★★
【入荷次第限定販売の《活・ゆでたて》花咲ガニ」】購入はこちら
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北釧水産の「《活・朝ゆで》花咲がに」
入荷ごとに尾数限定で販売される花咲蟹。《活》又は《ゆであげ・未冷凍》を選んで購入。
【通年販売の《急速冷凍》花咲ガニ】購入はこちら
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北釧水産の「蟹の匠」茹で上げ花咲ガニ
蟹のプロが厳選し、熟練の技で茹で上げて急速冷凍した花咲蟹。